3200万円超えの「新型スポーツSUV」公開! 超「豪華インテリア」×匠の“手作り”仕上げがスゴい! もはや「芸術作品」な「レンジローバー」発売
5タイプの特別仕様車のテーマは「古代神話と宇宙」…
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2024年7月17日、スポーツSUV「レンジローバースポーツ」に5タイプの特別仕様車「CELESTIAL COLLECTION」を設定しました。
同日より受注を開始しています。
英国初の高級SUVブランド「レンジローバー」のラグジュアリーさにスポーティな装いを融合させた新たなラインナップとして、2005年に登場したのがレンジローバースポーツです。
【画像】超カッコイイ! これが「3200万円超えのスポーツSUV」です!(67枚)
現行型は2022年5月に発売された3代目で、デザインを最新のレンジローバーファミリー共通の段差のない滑らかなデザインに一新。インテリアもスイッチ類を廃し、サステナビリティを重視したモダンでデジタライズされたものとなりました。
ボディはランドローバー最新のアーキテクチャー「MLA-Flex」を新採用し、剛性を高めるとともに、最新の2024年モデルではマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドのみとし、電動化による低燃費化と走行性能の向上を図っています。
ボディサイズは全長4946mm×全幅2209mm×全高1820mm、ホイールベースは2997mmです。
今回発表された特別仕様車は、プラグインハイブリッドの「SV」グレードをベースに「古代神話と宇宙」をインスピレーションの源としたモデルだといい、顧客のセンスに応じてオーダーメイドカスタムを行うSV BESPOKEデザインチームが手掛けるモデルです。
5タイプの共通点は、エクステリアは無駄を削ぎ落したデザインになっており、切れ目のないテールライトや独自のロアバンパーが個性的です。
パワートレインはSVと同様で、3リッター直列6気筒ターボエンジンに105kWのモーターを組み合わせ、最高出力550馬力・最大トルク800Nmを発揮します。その一方で、EVモード時の航続可能距離は120km(WLTPモード)を確保しました。
駆動方式は4WDです。
特別仕様車のラインナップは「GAEA(ガイア)」「THEIA(テイア)」「IO(イオ)」「VEGA(ベガ)」「SOL(ソル)」の5種類で展開されており、それぞれ異なるストーリーに沿ってデザインが考えられ、採用されている素材も違っています。
ガイアは、「生命の起源である地球」をテーマとしており、命が誕生する場所である大地と海の両方が表されています。
ボディカラーは「テルマットグリーン」。サテン鍛造カーボンファイバーのテールパイプとカーボンブロンズセラミックのキャリパーが採用されています。
インテリアは「キャラウェイウィンザーレザー」が使われており、「ナチュラルブラウンシルバーバーチウッドフィニッシャー」と同色のステッチで統一感も感じられ、ガイアの象徴とする斜めのシンボルが至る所にあしらわれています。
テイアは、「月」からインスピレーションを得たモデルです。天空神ウラノスと大地の女神ガイアの間に生まれた女神の名前であるテイアが名前に使われています。
特徴は、エクステリアカラーに「イルメナイトグレーサテンペイントフィニッシュ」を採用。ガイアと少し似ていますが、テイアの方はブラック感が強く、月をモチーフにしたメタリックフレークで煌めきを添えています。
インテリアではウッドパネルに月や星の光を表すシンボルがあしらわれ、コンソールの中央にはサテン鍛造カーボンファイバーフィニッシャーがあり特別感があります。
イオで、太陽系で火山活動が最も活発な星である木星を指しているといいます。
エクステリアは「キュレネグロス」を採用。オレンジとブラウンのようなカラーで、常に火山活動で変化を続けるイオの地表を表現。
このほか、「グロスツイルカーボンファイバー」のテールパイプとホイール、「ビスポークシルバー」のカーボンセラミックブレーキキャリパーや、「カーボンスクリプトバッジ」を装備しました。
インテリアでは「エボニー&ローズウッド」の3D ニットシートで、「サテンツイルカーボンファイバー」のシートバックボードとシートカラーベゼルが採用されています。
ベガは「こと座のベガ」を表現。ボディカラーは「ヴェリエブルー」で、海王星の位置を数学的に予測した天文学者のユルバン・ルヴェリエ氏を称える意が込められています。
このベガというのはアラビア語で降下という意味であり、下向きのシンボルが随所に見られます。
エクステリアでは「エクスポーズドカーボンファイバーツイル」のコントラストボンネットのほか、スクリプトバッジやテールパイプ、「ナノイエローカーボンセラミック」のブレーキキャリパーを特別装備します。
ソルは、スペイン語で「太陽」を意味しており、「ローマと北欧の太陽神」からインスピレーションを得ています。
ボディカラーの「オーロライエローグロス」は、太陽のパワーが表現されており北極光現象の黄緑色も取り入れられていて、インパクトが感じられます。
「ナルヴィックブラックグロス」のコントラストルーフとミラー、「サテン鍛造カーボン」のエクステリアフィニッシャーとテールパイプ、「ブルーネブラ」のカーボンセラミックブレーキキャリパーがそれぞれ採用されています。
インテリアでは「ライトクラウド」のコントラストステッチを施したネイビーウィンザーレザーに、同色のカーペットマットを採用しました。
これらの5タイプの限定モデルは、日本市場には1台ずつ投入されることになっており、すべて日本に1台しかないモデルになります。
価格(消費税込)は全タイプともに3246万円に設定されています。