ESSEonlineで2024年6月に公開された記事のなかから、ランキングTOP10入りした記事のひとつを紹介します。

この夏も「危険な暑さ」になると予想されています。夏本番を迎える前に、優秀アイテムで対策を。ここでは、日差しを遮り、室内の温度上昇を防止&取りつけも簡単な、ダイソー「ウインドオーニング」をご紹介。インテリアコーディネーターの木村充子さん(現在50代)が詳しくレポートします。

※ 記事の初出は2024年6月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。

サイズもパーツも種類豊富。ダイソー「ウインドオーニング」

屋根がなく、強い日差しが照りつけるわが家のベランダ。とくに夏は、素足で出るのが危険なほど、ベランダの床が高温になることが悩みでした。

そんなときに見つけたのが、ダイソーの「ウインドオーニング」です。サイズ展開が豊富なうえ、専用の取りつけフックも、粘着テープで外壁などにつけるタイプ、マグネットでシャッターなどにつけるタイプ、サッシに挟み込んで手締めのネジで固定するタイプなどがあり、窓周りの形状に合ったものを選ぶことができます。

筆者は3年前に88×112cmのサイズのものを2枚購入しました。それ以来、日差しが強くなり始める5月頃に設置して9月頃まで使い、ほかの期間は畳んで保管していますが、3年目となる今年も問題なく使っています。

UVカット率、遮光率は約85%。素材はポリエチレンで適度な透け感と張り感があり、100円ショップのアイテムとは思えないほどしっかりしています。

※パッケージは2021年の購入当時のもので、現在販売中のものとは異なります

設置は超簡単。物干し竿にも取りつけ可能

「ウインドオーニング」を設置をするときは、上下4か所のハトメにフックなどを引っかけて固定します。専用の取りつけ用フックは、わが家の窓周りの形状にはどれも合わなかったため「オーニング用バンジーコード」を使って、物干し竿とベランダの手すりに固定しました。

「オーニング用バンジーコード」はゴムに引っかけるところがついているだけのシンプルな構造で、物干し竿を使うときはサッと外すことができます。

「ウインドオーニング」の効果を実感。Before & After

これまで危険なほど熱くなっていたベランダの床は、「ウインドオーニング」によって温度上昇を防ぐことができるようになりました。「ウインドオーニング」の陰になっている部分とそうでない部分とでは、体感温度がまったく違います。

室内は「ウインドオーニング」を通した適度な日差しが入るようになりました。

「ウインドオーニング」で日差しをコントロールすることが可能になり、2階にリビングがある筆者宅では、窓やカーテンをあけて解放感を楽しみつつ、暑さをしのぐことができるようになりました。エアコンの稼働時間も設置前に比べて短くなりました。

かかった費用は「ウインドオーニング」2枚と「オーニング用バンジーコード」4セットで、合計660円。設置にかかった時間は5分程度でした。わが家では欠かせない夏のアイテムになった「ウインドオーニング」。ぜひ気軽に試してみてください。

※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください

※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください