7月22日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と、バイデン大統領の動向について意見を交わした。

任期を全うするとか中途半端なことは言わないで

11月のアメリカ大統領選挙で再選を目指していた民主党のバイデン大統領は21日、選挙戦からの撤退を表明した。バイデン氏をめぐっては、6月下旬のテレビ討論会で、高齢による心身の衰えへの懸念が再燃し、民主党内で交代を求める圧力が強まっていた。バイデン氏はSNSのXに投稿した声明で「私が選挙戦から撤退し、大統領として残り任期の責務を果たすことに集中することは、私の党の最善の利益になると信じている」と話し、民主党の勝利の為に身を引くと説明した。

寺島アナ「上念さん、これはどうご覧になりますか?」

上念「もし民主党の勝利の為に撤退するのであれば、たぶん辞めたほうがよかったですね」

寺島「大統領を辞めたほうがよかった?」

上念「大統領を辞めれば、民主党の勝利は確実になった可能性が高いと私は思います。任期を全うするとか中途半端なことは言わないで、潔く退いたほうがよかったかなと」

寺島「それでカマラ・ハリス副大統領が、大統領職に就くということですね。バイデン大統領は民主党の大統領候補にハリス副大統領を支持すると表明してますからね」

上念「最大限支持するなら、もう今この場で譲った方がよかったですね。そして選挙戦を迎えた方がハリス氏には有利だったと思います」