Jリーグは16日、ジュビロ磐田のMF古川陽介(21)が6月度のJ1月間ベストゴールとJ1月間ヤングプレーヤー賞に選出されたことを発表した。

 古川は6月に行われたリーグ戦で3試合に出場した。すべて後半途中からの出場となったが、6月26日のJ1第20節・東京ヴェルディ戦で1ゴール。後半アディショナルタイムに自陣からドリブルで持ち運んでそのまま決めたこの得点が、月間ベストゴールに選ばれた。

 このゴールに選考委員会からは「いかにも“ドリブルの申し子”らしい」(北條聡委員)、「こんなドリブルシュートをしたい!」(GAKU-MC特任委員)など絶賛が相次いだ。古川は「自分自身の価値を示せた1ゴールになったと思います」と振り返っている。

 その一方、古川はJ1月間ヤングプレーヤー賞の受賞については「正直自分でも納得いかないぐらいのパフォーマンスだったので、まさか選ばれるとは思っていませんでした」とコメントした。それでも「選ばれたことは光栄ですし、今後も自信を持ってやっていきたいと思います」と伝えると、「これからもっと出場時間を伸ばして、結果も残しながら、こういった賞をまた受賞できるように、こだわってやっていきたいと思います」とさらなる活躍を誓っている。