【盛岡・やまびこ賞】サクラトップキッドが5馬身差圧勝…高橋悠「本当に嬉しい」
7月14日、盛岡競馬場で行われた11R・やまびこ賞(M2・3歳・ダ1800m)は、高橋悠里騎乗の2番人気、サクラトップキッド(牡3・岩手・伊藤和忍)が快勝した。5馬身差の2着にバウンスライト(牡3・岩手・伊藤和忍)、3着にセイバイラック(牝3・岩手・板垣吉則)が入った。勝ちタイムは1:53.3(良)。
1番人気で高松亮騎乗、ラティサワー(牡3・岩手・小林俊彦)は、4着敗退。
1着 サクラトップキッド
高橋悠里騎手
「フジユージーンのような強豪がいないここはチャンスだからなんとかモノにしたい。厩務員さんともそんな話をしていたので勝てて嬉しいです。レースでは、最初の2コーナーあたりまでなかなかハミを噛まなかったんですけども、毎回そういう馬ではありますから。向こう正面にむいたらハミを噛んでくれたので、あとはじわじわと前にプレッシャーをかけていく形でした。前の馬の手応えを見ながら、後ろの感じも気にしながら、でしたね。この馬の持ち味はスタミナだと思っていたんで、この距離ですし、強気の競馬をしようと。突き抜けてくれてこれで大丈夫だなと思いました。自分は前の所属の鈴木七郎先生の頃から自厩舎で重賞を勝てなかったんです。今の伊藤和忍先生のところに入れてもらってからもそうで。今回初めて自厩舎の馬で重賞を勝たせてもらって本当に嬉しいですね」
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伊藤和師「この後はお休み」伊藤和忍調教師
「この馬は2歳のデビューがちょっと遅かったんですけども走る力はあるという感じはありました。いろいろ工夫しながら、スタッフとも相談しながらやってきたのが今回の良い結果に繋がってくれたのかなと思います。この距離のレースならそんなに隊列がごちゃつかないだろうし、キックバックもあまりもらわないで行ける展開になるだろうと考えていて、あとはずっと乗っているジョッキーなのでうまく乗ってくれるだろうと。追い続けると伸びては来るんですが最後ちょっと甘くなるところがある。その辺も考えて良い位置に付けてくれていたのでは。コモリリーガルがどれくらい粘るのかがわからなかったですけども4コーナーでは捉まえられると思いました。同世代に強い馬がいるのでまずはそこが目標になりますね。少しでも近づけるように頑張っていければ。次走は、春からずっと頑張ってくれていますし、この後はいったんお休みにしたい。ぶっつけで不来方賞に向かうかどうするか、いずれこの後の状態次第です」
サクラトップキッド 10戦3勝
(牡3・岩手・伊藤和忍)
父:ビーチパトロール
母:サクラトップクイン
母父:ジャングルポケット
馬主:トップフェロウ
生産者:細川農場
【全着順】
1着 サクラトップキッド
2着 バウンスライト
3着 セイバイラック
4着 ラティサワー
5着 コモリリーガル
6着 カレンアイバーソン
7着 ストロングブラック
8着 サンエイキャノン
9着 マルーントリック
10着 シンプロレタリアト