とちぎテレビ

知的障がいのある人たちにスポーツ競技の場を提供する「スペシャルオリンピックス日本・栃木」の設立から20周年を迎えるのを記念した大会が、13日から宇都宮市で始まりました。

スペシャルオリンピックスは、知的障がいのある人たちにスポーツを通して成長してもらおうと、活動する組織です。

栃木の地区大会は、2年に1度開かれていますが、今年は「スペシャルオリンピックス日本・栃木」の設立から20周年の節目に当たるため、記念大会を開催することになりました。

11月までの間、卓球やボーリングなど5つの競技を行い、選手や関係者などおよそ700人が参加します。

13日は、バスケットボールの競技に県内外から6チームが出場し、日頃の練習の成果を発揮していました。

また、競技を始めて日が浅いなどの理由で試合に出られない選手は個人競技に参加し、パスやシュートの技術を競いました。

知的障がいのあるアスリートの自己実現を応援するこの大会、選手たちはスポーツを通じて交流を深め、互いの健闘を称え合っていました。