【水谷加奈の劇場型恋愛体質】オトナのホンネ
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。
アナウンス部長・水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴っていく。
―7月5日(金)配信分―
トイレに行きたいのだけど、いざ行こうとするとトイレが汚くて使えないとか、便器が変な形になっていてどうすればよいかわからない、という夢。今でもよく見ます。しかし、
「子供の頃は夢の中で小をするとホントにオネショしちゃってたけど、今はそういうことがないわねえ」
と母。
「わかる!私も夢の中で気持ちよ~く用を足すことがあるんだけど、実際は出てないもん」
と私。ホントに不思議。でもこれが大人になったという証拠なのかねえ、と笑いました。
大人になったと思う瞬間はいろいろあります。掌の上で豆腐を賽の目に切ったとき。1人で飲み屋に入ったとき。誰かに対して「お世話様」「お手数おかけします」と声をかけたとき、など。
子供の頃、滅多にタクシーを利用したことなかったのですが、たまたま旅行の帰りに叔母と乗りました。
降りるとき叔母が「お釣りはいらないです」とスマートに言ったのを見てカッコいい!私も大人になったらいつか言ってみたい…と思ったことも覚えています。
さて…夢の話に戻りますと、【昼のニュースを読まなくてはいけないのに文化放送があった四ツ谷の裏道で迷っている】とか【ニュースを読んでいたら速報が入ってきた。しかし原稿の文字が古文のような崩し文字で全然読めない】とか、いくつになっても恐ろしい夢を見ます。
この年齢になっても【決められた時間内にニュースをおさめる】というのは緊張するものなのです。コレがオトナのホンネ…。