頑丈すぎるサイバートラック、事故った相手のほうが大変なことに
たしかに装甲車並の頑丈さ。
電気自動車メーカーTESLA(テスラ)が作る、ステンレス鋼ボディーのEVピックアップ「Cybertruck(サイバートラック)」。
以前の記事にて、あまりの硬さと角張ったデザインは「事故の相手にとっては危ない」と意見を唱える人がいることをお伝えしました。
カリフォルニアで起こった交通事故で、奇しくもそれが証明されてしまいました。
カムリ vs. サイバートラック
サイバートラックが直進走行中、トヨタ・カムリが左折して来てガチャン!
カムリのフロントはグッチャリと潰れてしまったのに対し、サイバートラックはプラ製のバンパーに傷が入った程度ですんでしまいました。
丁字路には清掃車(?)が停まっていたため、サイバートラックは左に避けられなかったんですね。そういう意味でも、両車タイミングが最悪でした。
動画を見るに、カムリは廃車でしょうけども…サイバートラックはバンパーを交換すれば元通りになるとのこと。
やっぱり強いサイバートラック
一般的な自動車のボディーはある程度の柔らかさがあって、事故を起こしたときに潰れて衝撃を吸収するよう設計されています。なのでカムリが特別弱いわけでもなく、不良品というわけでもありません。
対するサイバートラックは、対物ライフルで撃ったら穴が空きますがサブマシンガンでは凹む程度の防弾仕様。お披露目当時からハンマーで叩いたりして、硬さがウリなんですよね。
相性も悪かった
サイバートラックもクラッシュテストでちゃんと潰れる構造ですが、互いに相性も悪かったようです。
#Cybertruck crash test pic.twitter.com/QnQbyJjPfq
- AI DRIVR (@AIDRIVR) November 30, 2023
運転手はどちらも怪我はなかったとのこと。一方は柔らかさで、もう一方は硬さで運転手を護ったということなのでしょうね。
乗ると分かる安心感
最後に、「他の車といざこざが起きても勝つ車」と異名を持つサイバートラックの試乗動画をどうぞ。
Source: YouTube (1, 2) , X, FOX26NEWS