へそのゴマの正しいケア方法・頻度・注意点を医師がご紹介!
へそのゴマの正しいケア方法・頻度・注意点を、皮膚科医の森田先生に解説していただきました。
※この記事はMedical DOCにて【「へそのゴマ」は放置しても大丈夫? 正しいケア方法や注意点を医師が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
≫「耳かきのやりすぎ」は外耳炎や鼓膜穿孔に? 医師がリスクと正しいやり方・適切な頻度を解説監修医師:
森田 知世(医師)
東京女子医科大学卒業後、広島大学病院皮膚科、県立広島病院皮膚科などに勤務。現在は大阪市内の美容皮膚科、皮膚科に複数勤務。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。
編集部
へそのゴマを取るときの正しいケア方法は?
森田先生
お風呂上りなど、皮膚がふやけているときにおこなうのがいいでしょう。ワセリンや医療用のオリーブオイルをつけた綿棒で、皮膚を擦らないよう優しくへそのゴマを取ってください。
編集部
どれくらいの頻度でへそのゴマを掃除すればいいですか?
森田先生
週に2~3回ほど、泡立てた石鹸でへそを優しく洗いましょう。綿棒を用いたケアは月に1回程度で十分です。
編集部
へそのゴマを取るときは、どのような点に注意すればいいですか?
森田先生
皮膚を傷つけないよう優しくとることが大切です。すでにへそのゴマが大きくなり簡単に取れない場合には、医療機関での清潔操作が必要な場合もありますので、無理して取らずに相談してみましょう。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
森田先生
小さい頃、「へそのゴマを取るとお腹が痛くなる」と言われた人も多いのではないでしょうか。へそのゴマの正体は垢であり、感染に気をつけながらご自宅で適切な処置をおこなえば、へそを綺麗に保てます。ご自分での処置が難しい場合には、対応可能なクリニックで相談しましょう。