航空調査会社のスカイトラックスは、「ワールド・エアライン・アワード 2024」をロンドンで発表した。

トップはカタール航空で、前年の2位から順位を一つ上げてトップに返り咲いた。2位は前年トップのシンガポール航空、3位はエミレーツ航空だった。4位以下は、全日本空輸(ANA)、キャセイパシフィック航空、日本航空(JAL)、ターキッシュ・エアラインズ、エバー航空、エールフランス航空、スイス・インターナショナル・エアラインズの順だった。ANAとJALいずれも一つ順位を下げた。前年10位の大韓航空がトップ10圏外となり、スイス・インターナショナル・エアラインズがトップ10に入った。それ以外の顔ぶれは変わらなかった。

日本の航空会社は、ANAが空港サービスを評価する「World’s Best Airport Services」とアジアの航空会社のサービス品質を評価する「Best Airline Staff Service in Asia」、JALがプレミアムエコノミークラスを評価する「World’s Best Premium Economy Class」の各部門でそれぞれトップとなった。

■ワールド・エアライン・アワード2024(括弧内は昨年の順位)

1位:カタール航空(2位)

2位:シンガポール航空(1位)

3位:エミレーツ航空(4位)

4位:全日本空輸(ANA)(3位)

5位:キャセイパシフィック航空(8位)

6位:日本航空(JAL)(5位)

7位:ターキッシュ・エアラインズ(6位)

8位:エバー航空(9位)

9位:エールフランス航空(7位)

10位:スイス・インターナショナル・エアラインズ(-)