三宅健、アルバム『THE iDOL』を語る。「自分を名乗るときに『idol』という言葉がいちばんしっくりきた」

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■「今回のアルバムには、裏のテーマとして『三宅健というアイドルを題材にしたアルバムを作ったらどうなるんだろう』という思いがありました」(三宅健)

三宅健が、6月13日放送のラジオ番組『Tresen』(FMヨコハマ)にゲスト出演。6月5日にリリースした、アルバム『THE iDOL』について語った。

DJの植松哲平が、1曲目の「ホーンテッド」について「アコギのカッティングから幕を開ける感じがかっこいい」と感想を述べると、三宅は「ありがとうございます。WurtSくんが作ってくれた楽曲で、ミュージックビデオも彼がプロデュースして、監督も務めてくれたんです。WurtSくんの世界観に染まりたいと思ってお願いしました」とプロデュースを依頼した経緯についてコメント。

WurtSの他に、SIRUP、Lucky Kilimanjaroの熊木幸丸、LUCKY TAPESのKai Takahashiなど、今勢いのあるアーティストが多数参加していることについては、「僕から声をかけさせてもらったんです。好きだからというのもありますが、自分の声質に合うであろう楽曲をオファーさせていただいて、それぞれのアーティストさんとLINEでやりとりしながら楽曲を作っていきました。楽曲のリファレンス(※参考、参照の意味)は僕から出していて、『僕は普段こういうアーティストのこういう楽曲が好きなんですけど、今回はこういうテイストにしてほしい』とお伝えして制作しました。『自分の好きなアーティストで自分の楽曲としてプレイリストを作ったらどうなるんだろう』というイメージで、作ってもらったら面白いんじゃないかなと思って」と語った。

また、アルバムタイトル『THE iDOL』について聞かれると、「もともとソロで活動を始めるタイミングで、『どんな名前を名乗ろうかな』と思ったときに、アーティスト、俳優、表現者…いろんな言葉がありますけど、いちばん『idol』という言葉がしっくりきたんです。『idol』を辞書で調べると『偶像』という言葉が出るんです。僕としてはいろんな仕事を今までもしてきたし、これからもしていきたいので、『制限を設けず何者にでもなれる存在』という意味で捉えました」とタイトルに込めた想いを説明。

さらに「今回のアルバムは、『自分の新しい一面を若手の方々に引き出してもらう』ということがテーマにあって、裏のテーマとして『三宅健というアイドルを題材にしたアルバムを作ったらどうなるんだろう』という思いがありました。30年この仕事をやってるので、自分もファンの方も、ある意味擦りまくってるというか、擦り切れてると思ってて(笑)。だからこそ、さらに新しい一面を発見したかったんですよね」と語った。

アルバムのコンセプトだけでなく、「idol」というワードにも焦点を当てて思いの丈を語った三宅。他にも横浜出身エピソードや知られざる自身の名前の由来、さらには仲良しのビートきよしが、この日わざわざスタジオの1Fまでおすすめのお弁当を届けに来てくれた話まで。ゲスト初登場ながら、キャリア30年ならではの対応力で番組を盛り上げた。

リリース情報

2024.06.05 ON SALE
ALBUM『THE iDOL』

三宅健 OFFICIAL SITE
https://tobe-official.jp/artists/kenmiyake