どうにかSNS断ちしたい人へ。狂気のモノクロスマホ
デジタルデトックスしたい人は大歓迎だけど、SNS依存者にとっては狂気のデバイスと目に映りそう。
SNSからの余計なレコメンド、メッセンジャーアプリから届くイケてないパーティの案内DM、無用な広告まで見せつけられる数多のアプリの通知の洪水。そんなことのために時間を使いたくない方のために作られたのが「Light Phone III」です。
モノクロ表示のみのスマホ
初代Light Phoneは電話専用機で、しかも電話帳に登録できるのは9人までというキワっ際の仕様でした。Light Phone IIは音楽プレーヤー機能やBluetooth、イヤホンジャックなどを盛り込んできました。こちらも携帯電話の範疇ですね。
今作のLight Phone IIIは、かなり現代っ子寄りにチューニング。指紋センサー、GPSナビ、LEDライト、NFCチップ、デジタルクラウンのようなボリウムスイッチ、そして800万画素のインカメラと5000万画素のメインカメラが備わっています。Podcastも聴けますよ。
ここまできたら普通のスマホと変わらない、と思うかもしれませんがご安心ください。後からインストールできるアプリはいまのとこ一切ないんです(メーカーが提供するソフトウェアアップデートはある)。
SoCにQualcomm SM4450を採用、6GB/126GBのメモリ/ストレージを持っている立派なスマホスペックなのに。ディスプレイだって有機ELなのに、モノクロ表示しかできなさそう。
SNS断ちしすぎて禁断症状が出てもLight Phone IIIに救いを求めることはできません。Light Phone IIIで友達に電話をかけるか、SMSを送るのがギリのセン。
でも、こんなデバイスがあってもいいですよね。日常的に使うのは難しいとしても、休日は普段のスマホを家においといて、Light Phone IIIとともにお出かけするとか。
お値段は799ドル(約12万5000円)とここだけは可愛くない。7月15日までは先行注文割引となり399ドル(約6万3000円)で予約注文できます。発送は2025年1月の予定ですって。
Source: Light