足利市が現地決済型ふるさと納税「ふるさとタッチ」導入
ふるさと納税を、訪れた施設で寄付してその場で返礼品を受け取る、現地決済型のサービスが２４日から、足利市で始まりました。
足利市は２４日から、新しく現地決済型のふるさと納税サービス「ふるさとタッチ」を開始しました。ふるさとタッチは、ゴルフ場や宿泊施設などで、ポスターなどにあるＱＲコードをスマートフォンなどで読み取り、住所や決済情報などを入力して寄付を行います。施設側が寄付を確認し、返礼品として利用券などを発行する仕組みです。足利市地域創生課によりますと、県内自治体では初めての導入ということです。
ふるさとタッチを導入した足利市樺崎町のオリムピック・スタッフ足利ゴルフコースでは、２種類の寄付が用意されていて、寄付金１万円で３千円分の割引券、１万７千円の寄付で５千円分の割引券を返礼品として受け取ることができます。
ゴルフ場では、ポスターを貼ったり、フロントで受け付けの時に案内するなどＰＲしていて、ＱＲコードをレストランの各テーブルに掲示しています。
ふるさとタッチは現在、市内の２カ所で利用できますが、市地域創生課は、ゴルフ場を中心に導入施設を増やし、飲食店などにも拡大していきたい考えです。
