ロボタクシー事業を手がけるWaymoが「週に5万回を超える配車サービスを行っている」と発表
Alphabet傘下の自動運転車開発企業「Waymoはアリゾナ州フェニックスやカリフォルニア州サンフランシスコ、ロサンゼルスで完全自動運転によるロボタクシー事業を展開しています。そんなWaymoが2024年5月10日に「3つの主要都市で毎週5万件もの運送を行っている」と発表しました。
Our safe and deliberate approach to scaling the Waymo Driver is gaining traction, as we’re now serving more than 50,000 paid trips every week across three major cities. Thank you to our riders for trusting us to get you to your destinations safely and reliably. pic.twitter.com/g0ws4QnV7v— Waymo (@Waymo) May 9, 2024
Waymo says its robotaxis are now making 50,000 paid trips every week
2020年にフェニックスで完全自動運転タクシーのサービスを開始したWaymoはその後、着実に利用可能な地域を拡大し、2021年8月にはサンフランシスコ、2024年3月にロサンゼルスの一部とベイエリアの高速道路でのサービスを開始しています。
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そんなWaymoはこれらの地域においてロボタクシー事業を週7日、24時間体制で提供しています。Waymoのロボタクシー事業をめぐっては、走行中に小型犬と衝突して死亡させる事故や、自転車との接触事故が発生したりと、ロボタクシーの安全性を脅かす事例が発生していますが、一方でWaymoは「自社の完全自動運転車は人間が運転する自動車よりも事故件数が少ない」とのデータを公開しています。
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今回、毎週5万件もの運送事業を行っていることを発表したWaymoは2024年3月に、運用テストを実施中のテキサス州オースティンを含め、サービスを提供している4つの都市での利用者数がこれまでに100万人を超えたことを報告しています。
Waymoは今回の発表の中で、「当社の車両は自転車や歩行者、その他の自動車など、全ての道路利用者の交通安全を向上させていることがわかっています。また、全てのロボタクシーは再生可能エネルギーで駆動するため、事業を展開する都市の持続可能性目標の達成をサポートしています」と報告しました。
The data to date shows our vehicles are improving road safety for all road users - cyclists, pedestrians and other drivers. And with an all-electric fleet powered by renewable energy, we’re working to support the sustainability goals of the cities where we operate.— Waymo (@Waymo) May 9, 2024
また、「あらゆる階層の人々が外出や通勤当社のサービスを利用しています。完全自動運転の配車サービスは空想上のものではなく現実のもので、毎日街中を移動する必要がある人々にとっては理想的な移動手段の一つです」と語っています。
We see people from all walks of life use our service to travel carefree, gain independence, reclaim their commute and more. Fully autonomous ride-hailing is a reality and a preferred mobility option for people navigating their cities every day.— Waymo (@Waymo) May 9, 2024