【2つ星店の元料理長】渾身の逸品!シンプルながら最強の「キャベツのステーキ」に挑戦!芯まで甘い♡

写真拡大 (全14枚)

某有名2つ星店の元料理長だったGeorgeさん。気さくな話し方で淡々と調理する様子を配信するYouTubeは、実際に作らないとわからないポイントを教えてくれるので、とても役立っています。そのGeorgeさんが紹介していたのが「キャベツのステーキ」。1/4とはいえ、キャベツをそのまま調理するなんてことは滅多にないので、どこまでおいしくなるのか、さっそく作ってみました!

【星付き店の元料理長】「春キャベツ」はローストしてペペロンチーノ風一択です!余裕で1玉イケます♪


Georgeさんの「キャベツのステーキ」の材料と作り方

【材料】※約1人分
・キャベツ…1/4個(片手で持てるくらいの大きさが目安)
・コンソメ(顆粒)…5g(キューブなら1個、鶏がらスープの素でも可)
・にんにく…1かけ
・塩…適量(多めがおススメ)
・オリーブオイル…適量(多めがおススメ)
・パルミジャーノ・レッジャーノ…適量(粉末でも可)
・カレー粉…適量
・黒こしょう…適量



にんにくは包丁で叩いてから、粗みじん切りにしておきます。
パルミジャーノ・レッジャーノはすりおろしておきます。

【作り方】※調理時間:20分
1. 火が通りやすいように、キャベツの芯の奥まで切り込みを入れます。



2. 葉の柔らかい部分にも、数か所切り込みを入れておきます。



3. キャベツ全体に、多めに塩を振ります。



4. キャベツを湿らせたキッチンペーパーで包み、さらにラップでくるんで電子レンジに600Wで8分かけます。



5. コンソメを300mlのお湯で溶いておきます。



6. 4のキャベツを取り出し、多めにオリーブオイルを入れたフライパンに入れ、中強火で焼きます。



7. 片面が焼けたらキャベツを転がして、もう片面も焼きます。





8. カレー粉をキャベツとオリーブオイルに軽く振り、オリーブオイルになじませます。


※カレーの香りが出てきて、キャベツの青臭さがなくなります。

9. 焦げるくらいに焼き色がついたら、キャベツの残った面も焼きます。



10. 空いているスペースにオリーブオイルを加え、にんにくを炒めます。



11. にんにくの香りが出てきたらコンソメスープを加え、さらにチーズを加えます。


※オリーブオイルをスプーンですくい、キャベツにかけながら焼くときれいに仕上がります。

12. キャベツを器に盛り、ソースとオリーブオイル、黒こしょう、チーズをかけて出来上がりです。



キャベツをそのまま焼くという大胆な料理ですが、とんでもなくおいしいキャベツ料理が出来上がりました。包丁を結構深く入れていますので、硬い芯の部分まで柔らかくなっていて、葉の部分の柔らかさとは違ったトロトロでホクホクの食感になっています。これは焼きすぎなのでは?と思うかもしれませんが、ここまで焼くことで香ばしさがプラスされていますので、火加減に注意しながら焼いてください。

さて、GeorgeさんのYouTubeのレシピには「にんにく1かけ」と書いてあるのですが、動画をよく見ると、1かけどころか大さじ2くらいのにんにくが使われています。確かににんにくは品種などによって大きさはまちまちですので、同じ1かけでも小さじ1程度のものから大さじ1~2程度のものもあります。時々見かけるジャンボにんにくは、にんにくとは別の種類ですのでここでは除外するとしても、とても普通の1かけには見えませんでしたので、今回は多めに使っています。にんにくは好き嫌いがあると思いますので、加減してください。ちなみにわたしは多めが好みですが、多めに入れても全く気になりませんでした。

キャベツとにんにく、そこにコンソメとカレー粉、さらにチーズという旨味が加わりますが、主役はあくまでキャベツです。キャベツとにんにくという組み合わせにはあまり馴染みがありませんが、とんでもなくよく合います。また、カレー粉をかけることでキャベツの印象がガラっと変わってしまうところも面白い料理です。

とにかく簡単でおいしいので、ぜひ作ってみてください!