スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!

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「エスクード」の国内販売がついに終了

 2024年4月18日、スズキの公式ウェブサイト「カーラインナップ」から、同社のSUVである「エスクード」の掲載が終了したことが明らかになりました。
 
 エスクードは、コンパクトSUVの先駆け的なモデルとして1989年にデビューしました。現行モデルは2015年に登場した4代目で、ハンガリーで生産され日本に輸入される形で販売されました。

国内販売が終了したスズキ「エスクード」

 スズキの伝統的なSUVスタイルを採用したデザインや、全長4175mm×全幅1775mm×全高1610mmという取り回しの良いコンパクトなボディサイズながら、ゆとりある室内空間と十分な荷室スペースを確保。

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 欧州での走り込みを重ねて実現した、安定感のある足まわりを特徴とするほか、2022年4月には全車がハイブリッド仕様となり、力強い加速性能と優れた燃費性能を両立させました。

 スズキによると、日本でエスクードの販売が終了したといい、そのためウェブサイトでの掲載も終了したとのことです。

 なお、海外では「ヴィターラ」として継続販売されています。

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 これまで国内のスズキSUVではエスクードがもっとも大きいモデルでしたが、それよりもひと回り大きいSUVとして新型「eVX」がグローバルで投入される予定で、日本をはじめ欧州やインドなどで2025年度に発売することが明らかになっています。

 新型eVXは「ジャパンモビリティショー2023」でも出展されており、本格四駆の力強さと最新EVの先進性を融合しながら、ひと目でスズキSUVと認識できるデザインを採用。来場者から注目を集めていました。

 今後は新型eVXの国内登場に期待がかかります。