ド派手「金ピカ霊柩車」実車展示! 14本出し竹槍マフラー&龍の目や口がピカっと光る!存在感が凄い個体とは

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謎の金ピカ霊柩車

 最近の霊柩車と言えばかつては金ピカの装飾がされたものが代名詞でした。
 
 しかし最近では黒一色で目立たないものが主流となっています。
 
 そんななか金ピカでド派手な霊柩車が展示されました。

龍の存在感がすごい…! ド派手霊柩車が展示された

 亡くなられた人を運ぶ霊柩車。

【画像】「えっ…!」ド派手すぎな霊柩車がこれです。画像を見る!(30枚以上)

 実は用途に応じて2種類に分けることが出来ます。

 ひとつめは、病院から自宅から葬儀場に棺を搬送する「搬送用(寝台車)」。

 バン型の霊柩車が用いられ、病院から自宅や葬儀場への移動に使われます。

 見た目は街中でよく見かかける一般的なステーションワゴンやミニバンそのもので、遺族の自宅や患者のいる病院など、極力目立たない造りを意識しています。

 ふたつめは、葬儀場などから火葬場に棺を運ぶ「セレモニー用」。

 さらにセレモニー用として、宮型霊柩車と洋型霊柩車に分けられます。

 宮型霊柩車は、豪華な和装装飾を施した霊柩車となり、棺を乗せる車体の後部に神社や寺院を見立てた装飾が施されたものです。

 一方の洋型霊柩車は派手な装飾が取り払われたシンプルなものとなっています。

 セレモニー用に分類されるベース車両は、トヨタ「クラウン」やキャデラック、リンカーンなど様々です。

 豪華な装飾に金や銅板、白木、金箔、漆といった手作業が加えられることもあり、1台の価格は約1500万円から2000万円となっています。

 昨今は、宮型霊柩車の数が減っていると背景には「利用者の需要減少」があるようです。

 そうした中で2024年1月に開催された「大阪オートメッセ2024」では、「84スペシャル」というブースにキャデラックをベースにした何から何まで金ピカな霊柩車カスタムが展示されました。

 ボディやホイールが金ピカなキャデラックですが、ボディ後部には宮型が鎮座。さらに屋根には大きな龍が飾られています。

 さらにリアには14本出し竹槍マフラーが備わり、存在感がすごい個体となっており、イベント用だと言います。

 会場に訪れたユーザーからは「こんなに存在感のあるクルマは初めてですね」「自分が亡くなったらこれで送り出して欲しい」「今回のオートメッセで1番の注目モデルかも」という声が聞かれました。