三菱「新型“2人乗り”軽バン」実車公開! 斬新“窓なし”仕様のみの超静音モデル! 「ローソン」版もある「L100」インドネシアに登場 約303万円から
日本の軽バン「ミニキャブEV」が海外で初めて生産開始
三菱のインドネシア法人「ミツビシモーターズ クラマ ユダ セールス インドネシア(MMKSI)」は、2024年3月7日から3月10日まで開催の「GAIKINDO インドネシア 国際商用車エキスポ(GIICOMVEC)2024」に、2月に現地で発売を開始した小型商用バンのBEV(バッテリーEV:電気自動車)「L100EV」を出展しました。
新型L100EVは、日本で2023年11月24日に発表された新型「ミニキャブEV」の海外名です。
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日本に次いで、世界で初めて2024年2月より海外生産が開始されたのがインドネシアでした。
新型ミニキャブEV/L100EVは、2011年誕生の軽商用ワンボックスバンタイプEV「ミニキャブMiEV(ミーブ)」で得た知見を活かし誕生しました。
電動系コンポーネントのモーターや駆動用バッテリーなどを新世代化し、駆動用バッテリーの電池容量を約25%向上しています。
さらにモーターとインバーターを一体構造化しモーター効率を高めたことで、先代モデル比で一充電あたりの航続距離を約35%増の180km(WLTCモード)に延長しています。
また、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、誤発進抑制機能などの予防安全技術「三菱 e-Assist」を搭載し、サポカーSワイドに対応しました。
足回りも見直され、乗り心地や揺れを抑制するとともに、回生ブレーキを積極的に活用するBポジション時の回生力を強め、実用電費を向上させる工夫も加えられています。
なお新型L100EVのインドネシアにおける販売価格は、3億2000万ルピア(約303万円)です。
MMKSIの栗田 篤 代表取締役社長は、次のように話します。
「当社は、全国の起業家やビジネスオーナーに力を与える重要なステップとして、2月からこのモデルの販売を開始しました。
GIICOMVEC 2024は、L100 EV の利点をさらに認識していただく最高の機会になると確信しています」
会場では、パートナーシップを組んだPosインドネシア社と、Lancar Wiguna Sejahtera(ローソン)社のカラーリングに塗られた2台の新型L100EVが展示されました。
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なお新型ミニキャブEVの日本における販売価格(消費税込み)は、2シーター仕様が243万1000円、4シーター仕様が248万6000円。
国による補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)なども適用するため、より手ごろな価格で購入することが可能です。