22年凱旋門賞馬アルピニスタに初仔が誕生 父ドバウィの牝馬
22年の凱旋門賞を制したアルピニスタ(Alpinista、牝7、父Frankel)に初仔が誕生したことがわかった。父ドバウィの牝馬で18日、「Thoroughbred Daily News」ほか、欧州の各競馬メディアが報じた。
アルピニスタは父Frankel、母Alwilda、母の父エルナンドという血統。通算成績は15戦10勝。
19年のデビュー後、ジワジワと力をつけ、4歳夏に本格化。ランカシャーオークス(英G2)を皮切りに破竹の快進撃を続け、重賞6連勝で臨んだ凱旋門賞では、日本から挑んだドウデュース、タイトルホルダー両GI馬をはじめ、連覇を狙ったトルカータータッソ、同年の仏ダービー馬ヴァデニ、ルクセンブルク、ミシュリフら強豪馬を撃破した。
同馬のオーナーブリーダーであるK.ラウジング氏は「牝馬を生むことを期待していたので、彼女には本当に感謝していますし、感激しています」とコメント。今年は、仏ノルマンディー地方にあるアガ・カーンの生産牧場ハラス・ド・ボンヌヴァルに繋養されているシユーニとの交配を予定しているとのこと。