掃除嫌いがたどり着いた「水回り」のシンプル化。究極の手間抜きでキレイを維持
掃除の手間を極力減らしたい! とくに「水回り」はやっかいですよね。掃除嫌いにとって、小まめに掃除をしないとすぐにぬるぬるドロドロ、しまいにはカビが生える水回りは鬼門というべき存在です。ESSEonlineのライターが、毎日使うシンク回りをいかにシンプルにして掃除の手間を減らしたのか、工夫を紹介します。
シンクの「フタ」はいらない!
まず最初はこれ。最近の一般的なシンク、バスルームには必ずついている「フタ」。
ゴミの目隠し目的なのでしょうが、はっきり言って掃除嫌いには無用のものです!
そもそも、フタがいちばん汚れるんです…。排水口の上に被さっているものだから当然ですが、シンクに流れる全てを受け止めて次第に油っぽくなります。表面はツルツルですがフタ裏の凸凹部分に汚れが溜まり、そこを掃除する必要もあります。
また、フタをすることでその下にある排水口のゴミ受けに湿気が溜まり、菌が繁殖しやすくなります。つまりヌメる!
というわけで掃除の手間が増えるだけのフタは排除しました。
ゴミ受けのネットは使い捨てに
次に排水口。ゴミ受けは、皆さんどんなものを使っていますか? ステンレスやら銅やら、色んな素材のものが売られていますよね。
でも我が家はこれです!
ただの丸い輪〜!!
ではないですよ。これも立派なゴミ受けです。直接水きりネットを装着してゴミ受けとして使うものです。
使用するメリットは、ゴミ受け本体の掃除がなくなること! 毎日、水きりネットを外してゴミと一緒に捨てるだけでOK。
交換時に、塩素系漂白剤をかけておけば、基本的に擦り洗いはいりません。ついでに排水口にも塩素系漂白剤をかけておけば、キレイが維持できます。
とは言っても注意すべき点も少しあります。
・最初に排水口に合わせて自分でサイズ調整をする必要がある
・ややきつめに取りつけないとプラスチックで軽いため、排水時にたくさん水を流すと浮く可能性がある
・装着する水きりネットを工夫しないと排水口を塞ぐ場合もある
我が家のシンクの排水口は浅く、横側に水のとおり道があるタイプです。浅型ネットでも排水を妨げることがあったので、水きりネットの底部を結んでさらに短くして使っています。
短く結ぶとゴミが下に垂れ下がらず、排水口をふさがないので水のとおりはバッチリです。
使用するご家庭のシンクに合わせて、工夫する必要があります。また、ステンレスでできた商品もあるようなので、そちらのほうがより使いやすいかもしれません。
三角コーナーは洗う面積が少ないものを
最後に、三角コーナーです。とにかく洗う面積が少ないものを選びました。
1人暮らしを始めた当初は、なにも考えずよくある吸盤のはりつけるタイプのものを使っていました。
でも、吸盤ってうまくくっつかなくて落ちたり、吸盤回りに汚れが蓄積しやすくて、定期的に漂白剤漬けにして洗うのが手間に感じていました。しかも、洗った吸盤をつけようとしたら、やっぱりくっつかないことも…(笑)。
ステンレスタイプに変えて、掃除が劇的に楽になりました! シンクを磨くついでに本体をさっと擦るだけでいい。
この三角コーナーはオールステンレスなので、ストッキングタイプの水切りネットは滑って落ちてしまいますが、1か所輪ゴムをくるくるしてつけておけば、(見た目はアレですが)滑らないのでオススメです!
いかがでしたでしょうか?
とにかく掃除が嫌いで、でも最低限のキレイは維持したい! となんとか試行錯誤して現在に至りました。どなたかの参考になればうれしいです。
塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸や酢などの酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また、記事で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具、家電によって使用できないものもあります。各種取扱説明書、もしくは洗剤の注意書きを確認し、使用すること。各種洗剤を使用する際はゴム手袋を着用して、塩素系漂白剤を使用する際は手や目を保護し、十分に換気してください