23F1第21戦サンパウロGPスプリント。レースに臨む各ドライバー(2023年11月4日撮影、資料写真)。(c)NELSON ALMEIDA/ AFP

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【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)を統括する国際自動車連盟(FIA)は5日、バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2024)で開幕を迎える2024年シーズンに向けて、スプリントのフォーマット変更を提案し、これが合意に至ったと発表した。

 FIAは諮問委員会の会合後に、「スプリントウイーク中のセッションの順序変更で合意を得られた」と発表している。

 変更されるスプリントのフォーマットでは、フリー走行とスプリント予選が金曜日に行われ、スプリントのレースと日曜日の決勝に向けた予選が土曜日に開催される。

 今季のスプリントは、中国GP(Chinese Grand Prix)、マイアミGP(Miami Grand Prix)、オーストリアGP(Austrian Grand Prix)、米国GP(United States Grand Prix)、サンパウロGP(Sao Paulo Grand Prix)、カタールGP(Qatar Grand Prix)で開催される。

 一方で、24年と25年シーズンに向けてパワーユニット(PU)の割り当てをドライバー一人当たり四つに増やすという提案も合意に至っている。

 これらの変更に伴う改正案は、今月28日に世界モータースポーツ評議会(World Motor Sport Council)に提出される予定となっている。

【翻訳編集】AFPBB News

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