2024年、どんな資格を取りたい?

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 ウェブメディア「資格Times」を運営する学研ホールディングスのグループ会社・ベンド(東京都千代田区)が、「今現在取得したいと思っている資格」に関する調査を実施。その結果を「2024年に取得したい資格ランキング」として発表しました。

2位は「数字に強くなる」

 調査は2024年1月8日から同月15日、20代〜50代の社会人を対象に実施。1114人から有効回答を得ています。なお、内容は「今現在取得したいと思っている資格と、自身の保持にかかわらず転職・昇格に役立つと思う資格」について聞くものです(複数選択可)。

「2024年に取得したい資格」の2位に入ったのは「簿記」(286票)。経営管理や経営に関する分析のための基本的な能力を身に付けることができる人気の資格です。「日商簿記」は初級・3級・2級・1級の4種類が存在し、特に2級は合格率20%程度、1級は合格率10%程度と“難関”。会社の利益などの数字に強くなる他、経営分析の力がつくため、会社の経理部門での活躍、営業職や企画職での活用が期待できるとしています。なお、同社によると、取得に必要な勉強時間は「3級で150〜200時間、2級で350〜500時間、1級で800〜2000時間」とのことです。

 そして、1位となったのは「ファイナンシャルプランナー(FP)」(342票)でした。FPは資産運用のプロフェッショナルであり、家計に関わる金融税制や不動産、保険まで幅広く学習するため、受験者は3級で年間10万人以上と、非常に人気の高い資格。同社は「資産運用に関して学ぶため、投資や保険の活用など、幅広い知識を身に付けることができ、極めて実用性の高い資格であるといえるでしょう」とコメントしています。取得に必要な時間は3級で約80時間、2級で150〜300時間、1級で約500時間ということです。あなたが取得したい資格はありましたか?