馬主になった柳田悠岐選手 競馬好きになったきっかけは“暮れの大一番”!?
福岡ソフトバンクホークスの外野手で、今年のセレクトセールで競走馬を競り落とし馬主となった柳田悠岐選手がこのほど、netkeibaのコラムに登場。競馬に興味を持った出来事や今週末に迫る有馬記念について語った。
柳田選手は1988年10月9日生まれの35歳。広島商高から広島経済大を経て10年のドラフト2位でソフトバンクに入団した。現在プロ13年目で、15年にはNPB史上初となる首位打者とトリプルスリー(シーズンで打率3割、30本塁打、30盗塁以上を記録すること)の同時達成など数々のタイトルを獲得している。競馬界とも深い関わりがあり、今年のセレクトセールでは馬主として計3頭を税込1億円超で購入し話題をさらった。
そんな柳田選手が競馬を好きになったのは、ディープインパクトのラストランである06年の有馬記念。「たまたま電化製品を買いに行ったときにちょうどテレビでレースをやっていて。ディープの勝ったシーンを見て『えぐいな』と、そこからですね」。当時は高校3年生で、そこから20年近く競馬に魅せられている。
まもなくやってくる暮れの大一番・有馬記念へも思いを馳せる。プロ野球のオールスターと同じく、同レースもファン投票を実施。柳田選手は今年の球宴でパ・リーグ最多となる72万5834票を獲得した。ファン投票1位になる気持ちについて、順位以上に「選ばれるということがすごく光栄。できれば期待に応えたいという気持ちです」と語った。
またレースへの印象については「やはりお祭りですね」と力を込め、「競馬を日ごろしない人も有馬記念は馬券を買うと聞きます。大変盛り上がるレースなので楽しみです」と笑みを浮かべた。