ソフトバンク、山川穂高の入団を正式発表 背番号「25」…午後1時から即会見へ
フェニックス・リーグでスカウト派遣、FA公示後も徹底調査
ソフトバンクは19日、西武から国内FA権を行使していた山川穂高内野手の入団が決まったと正式に発表した。背番号は「25」に決定。午後1時からは入団会見が開かれる。右の長距離砲はチームにとって積年の課題で、3度の本塁打王に輝くなど通算218本塁打を放っている山川はそれを埋めるうってつけの存在。4年ぶりV奪回へ、大きな補強となった。
山川は今季、5月に知人女性への強制性交の疑いで書類送検された。8月に不起訴処分となったものの、9月には西武球団から無期限の公式戦出場停止処分を受けていた。シーズン終了まで処分は解除されることなく、17試合の出場で打率.254、0本塁打、5打点に終わっていた。
ソフトバンクはNPB屈指の長距離砲である山川の動向を徹底的にチェックした。実戦復帰した10月の秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」では、プロスカウトが山川の試合に密着。コンディションや打撃の状態を確認していた。FA宣言選手が公示された11月15日以降も山川の周辺を調査した上で、獲得に踏み切った。(Full-Count編集部)