頑固な赤サビでも落ちる？話題の「電気ケトル」お掃除ワザを試してみた
クックパッドニュースで10月に配信し話題となった、掃除研究家さんに聞く「電気ケトル」のお手入れ術。本当にそんなに汚れが落ちるの…？と思った編集部スタッフが、購入以来4年間掃除をしたことがない電気ケトルを実際にお掃除してみました。かなり頑固な赤サビがこびりついていましたが、その結果は…⁉︎
電気ケトルの掃除、みなさんやってますか？
こんにちは！クックパッドニュース編集部です。10月に配信し、たくさんの方にご覧いただいた、掃除研究家・おそうじペコさんの「電気ケトル掃除術」を紹介した記事。
電気ケトルってなかなか掃除するタイミングないよねー…と編集部内で話していたところ、編集スタッフ・Uの私物電気ケトルが購入以来4年間一度も掃除したことがなくポット内は赤サビまで発生しているという情報が…。これはチャンス！さっそくオフィスの片隅で、紹介されていたケトル掃除術を試してみました。
一度もお掃除されたことがない電気ケトルと対面
「これ本当に汚いんだけど…」と申し訳なさそうにUが差し出したのは、ティファールの電気ケトル。
表面はうっすら油でベトつき、ポットの中には立派な赤サビが。ケトルの中に鉄まんじゅうを入れてお湯をわかすことで鉄分チャージしたかったそうですが、完全にやらかしています。
想像以上の頑固な汚れに、これ本当に落ちるのか…と不安になりつつ、とにかくペコさんの掃除術を試してみます。
まずはケトル本体の拭き掃除から！
記事によると、
本体の外側は手アカやホコリが付着して汚れがつきやすくなっています。 プレートからはずし安定した場所に置き、固く絞った清潔な布巾で拭き掃除します。こまめに拭き掃除をしていれば特に洗剤は必要ありませんが、水拭きだけでは落ちない場合は電化製品にも使用できる中性洗剤を使用しましょう。
とのこと。
よしよし綺麗にしてやるからな…という思いを込めて、布巾で拭いていきます。ベトついていた油も、ぬるま湯で絞った布巾で拭くことでサラッと綺麗になりました。
そして本体の中はスポンジで。この時のポイントは洗剤は使わずスポンジだけで、側面、底面、注ぎ口をやさしくこすり洗いすること。汚れが気になってもゴシゴシ洗いはキズのもとになるのでNGです。
本体内部にあるフィルターもスポンジでやさしく洗ってサッと流します。
これで本体のお手入れは完了。普段からこまめにお手入れしていれば基本はこれでOKだそう。今回は強力な赤サビ汚れがあるので、続けて特別なお掃除をしていきます！
いよいよ赤サビと対決！これ、本当に落ちるの？
かなり頑固にこびりついた電気ケトルの赤サビや、ブツブツした白い汚れがある場合は、しっかりとお掃除する必要があります。今回使うのはこれ！
100均で手に入れたクエン酸です。本体の満水ラインまで水を入れ、大さじ2程度のクエン酸を投入し、軽くかきまぜてから沸騰させます。
沸騰後は2時間ほど放置してつけ置き。じっくりつけ置きすることで、クエン酸がじわじわと汚れを分解するとのこと。
クエン酸で電気ケトルの赤サビは落ちるのか？
さて2時間後。つけ置きしていたお湯を捨てて、フタを開けてみると…
え、落ちてない？赤サビ、落ちてない…？これは実験失敗か？
オフィスの片隅でひとり肩を落としながら、ポットを覗き込む私。そんなバカな…。ペコさんの記事をもう一度よく読みます。
再度満水ラインまで水を入れて沸騰させて、お湯を捨てます。お湯は熱湯のまま捨てると配管を痛めるので、ある程度冷めてから捨てましょう。その後、中のクエン酸成分を洗い流すために水をいれて数回すすいで捨てる、を繰り返します。
ふむふむ。もう1回沸騰ね。祈るような気持ちで沸騰ボタンをON。フタを開けてある程度冷ましたところでパシャーっとお湯を捨て、水を入れて何度かすすぐも、まだ赤サビ健在。
ごめんよ綺麗にしてやれなくて…と近くにあったスポンジでやさしく撫でてやると、
えっ！
えっ！落ちてる！！あの頑固な赤サビが！4年間一度もお掃除されずに放っておかれた赤サビが！うっすらと赤サビの跡はあるものの、驚くほどピッカピカに。
今回のようにひどい汚れがある場合は、基本の手順に加え、最後に「洗剤なしのスポンジでやさしくこする」という工程が必要なようです。
最後に乾いた布巾で水分を拭き取り、乾燥させたらお掃除完了です！電気ケトルも、なんだかお掃除前よりキリッとした様子です。
電気ケトルのひどい汚れ、クエン酸ですっきり落ちます！
今回編集部で実際に試してみて、電気ケトルの頑固な赤サビ汚れもクエン酸を使ったお掃除で綺麗に落とせることが分かりました。普段お手入れを忘れがちな電気ケトルですが、 たまには丁寧にお掃除をしてみると汚れがすっきり落ちて楽しいですよ。ぜひ試してみてくださいね！
執筆者情報
クックパッドニュース編集部
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