コストパフォーマンスを重視したオリジナルブランド「情熱価格」などを展開するドン・キホーテが、11月22日に新製品展示会を開催。注目の秋冬向け製品が並ぶなか、ノートPC「MUGAストイックPC」シリーズの新製品を発見しました。

MUGAストイックPC5。左に置いてあるポップ「買替えキャンペーン」は、キャンペーン期間が12月15日〜となっているが、記載は仮で実際の発売日は未定(12月中予定)とのこと

2017年2月から展開している情熱価格ブランドの「MUGAストイックPC」シリーズは、“必要な性能を確保した上でどこまで低価格にできるか”を追求したPCシリーズ。第5弾にあたる新モデル「MUGA(ムガ)ストイックPC5」は、“MUGA史上最高スペック”をうたう14.1型ノートPCです。価格は43,780円の予定。

同じ14型の前モデル「MUGAストイックPC4」からCPUやメモリ、ストレージなど基本性能を順当に強化。具体的には次のような進化点が挙げられます。

MUGAストイックPC5のキーボード面。試作機のため英語配列だが、製品版では日本語配列を採用するとのこと。現状はEnterキー横の最右列が独自色ある並びだが、日本語版では変わっているかもしれない

右側面はシンプル。セキュリティスロットのみ

左側面には電源ポート、HDMIポート、USB Type-C(PD 65W対応)、USB Type-A、3.5mmイヤホンジャックが並ぶ

基本性能が強化された一方、前モデルから指紋認証やmicroSDカードスロットが省かれたり、重さが200g以上重くなっていたりするなど、資源高騰や為替変動もあってか、機能と価格のバランスをかなり調整した印象があります(新モデルの価格は、前モデルの32,780円から約1万円アップ)。なお、展示機は試作機のため英語キーボードですが、実際には日本語キーボードを採用するとのこと。

具体的な発売日は未定ですが、12月中の提供を見込んでいるそうです。既存の「情熱価格PC本体」購入者は、旧製品を下取りに出して割引購入できるキャンペーンも期間限定で予定。現時点での主な仕様は下記の通り。

OS:Windows 11 Home

CPU:Intel N100(Alder Lake)

メモリ:LPDDR5 8GB

ストレージ:256GB SSD

グラフィックス:Intel UHD Graphics 24EU

ディスプレイ:14.1インチ液晶(1,920×1,080ドット)

ネットワーク:Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2

バッテリ容量/駆動時間:5,000mAh/約5.5時間

カメラ:200万画素 インカメラ

インターフェース:USB 3.0 Type-A×1、USB Type-C(USB Power Delivery 65W対応)、HDMI、3.5mmヘッドセット端子、電源ポート

サイズ:W323.4×D219.9.1×H19.9mm

重さ:約1,460g

11月22日時点でのMUGAストイックPC5の仕様