米マサチューセッツ州で自動車がアップルストアのガラスを突き破った事件から、約1年が経ちました。今度はイリノイ州ネーパーヴィルで、自動車がアップルストアに突っ込んだと現地の警察が報告しています。

Image:SafeSuburbsUSA/X

 

現地のシカゴ・トリビューン紙によると、事件は月曜日の朝6時過ぎに発生。自動車は店の向かいの駐車場を「まっすぐ」走り抜け、アップルストアの正面ガラス窓にぶつかったとのこと。突入後の写真を、目撃者がXに投稿しています。

 

ただ今回は、自動車が衝突した後に3人の容疑者が店の中に侵入。そして電気製品が盗まれ、自動車は店の正面入り口に乗り捨てられていたそうです。またアップルのネーパーヴィル店も、2010年以来、何回か強盗や盗難の標的になってきたとのこと。不注意による事故ではなく、盗難車を使った犯罪だったのかもしれません。

 

不幸中の幸いとしては、事件が起こったとき、アップルストアは開店する前で、負傷者が出なかったことでしょう。昨年のマサチューセッツ州での事故では、少なくとも16人が負傷し、1人が死亡していました。

 

今回の事件につき、アップルは公式にコメントを発表していません。今後は同じようなことが起こらないよう祈りたいところです。

 

Source:Chicago Tribune
via:9to5Mac