仙台戦で決勝点を挙げた水戸のブワニカ。写真:梅月智史

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 想いを、伝えた。

 水戸ホーリーホックは9月17日、J2第35節でベガルタ仙台と敵地で対戦。FWブワニカ啓太が84分に挙げた1点を守り抜き、1−0の勝利を収めた。

 チームの3連勝に大きく貢献した20歳は試合後、自身のX(旧ツイッター)を更新。「仙台戦応援ありがとうございました!」と書き出し、次のように綴る。

「試合が終われば相手サポーターからこんなメッセージもたくさんきます!僕はこの肌を誇りに思っているし、みんなと同じ人間です。これは僕が点を取って相手サポーターからして嫌な選手と認められた証!」
【画像】「みんなと同じ人間です」ブワニカの投稿
 ウガンダ人の父と日本人の母を持つブワニカは、人種差別をほのめかすメッセージを引用し、自身の考えを訴える。最後は「最高の勝利ありがとうございました」と結ばれたこの投稿には、「人間として強いな」「誇りに思ってるぞ」「大好きだぞ!」といった声が上がった。

 今夏にジェフユナイテッド千葉からレンタルで加入し、待望の移籍後初ゴールを挙げた。ポジティブかつアグレッシブにピッチを駆ける若きアタッカーのさらなる活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部