●新型Radeonは高コスパ、 RX 7700 XT&7800 XTが入荷

1440pゲーム向けという新型Radeonが登場

AMDから新型GPU「Radeon RX 7800 XT」「同 7700 XT」が登場、各社より搭載グラフィックスカードが発売された。すでに、上位のRX 7900 XTX/XT、下位のRX 7600が発売されており、新GPUはその間を埋める位置付け。1440pゲーミングを製品のターゲットとしており、同社によれば、競合より平均20%高いコスパを実現するという。

ASRockからは、Steel Legendなど6モデルが発売となっている

競合として想定されているのは、RX 7800 XTがGeForce RTX 4070、RX 7700 XTがGeForce RTX 4060 Tiの模様。実際の性能については、すでに大原氏によるベンチマーク記事が掲載されているので、そちらをご覧頂きたい。

・【レビュー】Radeon RX 7700 XT&7800 XTを試す - 対GeForce RTXの有望株、価格次第で競り勝つ?

https://news.mynavi.jp/article/20230906-2766104/

今回、入荷が確認できたのは、以下の各モデル。両GPUとも、トリプルファンの大型クーラーを搭載するモデルが多く、一部メーカーからはホワイトモデルも早速発売されている。価格帯は、RX 7800 XTが86,000円前後から、RX 7700 XTが74,000円前後から。

ASUSの「TUF-RX7800XT-O16G-WHITE-GAMING」は、高性能なホワイトモデル

PowerColorの「RX7800XT 16G-E/OC/LIMITED」は、付属品が豪華な限定モデル

スマートな接続システム「iCUE LINK」

Corsairから新しい接続システム「iCUE LINK」が登場、対応するCPUクーラーやファンなどが一挙に発売された。iCUE LINKは、電力とデータをケーブル1本で供給。デイジーチェーン接続により、最大14デバイスを繋げることが可能だ。利用にはiCUE LINKハブと対応デバイスが必要になるが、システムを簡単に拡張できるだろう。



<動画>「iCUE LINK」のデモ動画

iCUE LINKに対応するARGBファンは「QX RGB」シリーズ。磁気ドームベアリングを採用し、優れた静音性と耐久性を実現したという。カラーはブラックとホワイトを用意。ハブやケーブルをセットにしたスターターキットの価格は、「QX120」(12cmファン×3)が23,500円前後、「QX140」(14cmファン×2)が21,000円前後だ。

Corsairの「QX RGB」。34個のアドレッサブルRGB LEDを搭載し、鮮やかに光る

スターターキットにはハブやケーブルを同梱。増設用のファンも別売される

またオールインワン水冷CPUクーラー「Hi RGB」シリーズも発売されている。ファンはQX RGBシリーズを搭載。銅製の冷却プレートには、同社製グリス「XTM70」が塗布されている。ラインナップは、24cmサイズの「H100i」、28cmサイズの「H115i」、36cmサイズの「H150i」、42cmサイズの「H170i」があり、価格は33,000円前後〜46,000円前後。

こちらは「iCUE LINK H100i RGB」。カラーはホワイトも用意されている

ハイエンド向けには、トリプル14cmファンの「iCUE LINK H170i RGB」も

フラットデザインの高性能CPUクーラー

DeepCoolの「Assassin IV」は、同社CPUクーラーのフラグシップモデル。ツインタワーのヒートシンクと7本のヒートパイプにより最大280WのTDPに対応しつつ、独特のフラットなデザインで高級感も演出できる。ファンは14cmと12cmで、低騒音・長寿命のFDB(流体動圧軸受)を採用している。価格は16,000円前後。

DeepCoolの「Assassin IV」。カラーは、ベースプレート以外をブラックで統一

ファンは中央と後方に配置。正面側からだとファンが見えないのは面白い

●今週は多種多様な光り物のPCパーツ新製品が登場

三角形の給気口が特徴的なミドルタワー

Corsairの「3000D AirFlow」は、フロントにメッシュパネルを採用し、エアフローに優れたミドルタワーケース。メッシュパネルは三角形の給気口を多数配置しており、外気が取り込みやすいという。ARGBファンが3個付属するRGBモデルと、LED非搭載ファンが2個付属する通常モデルがあり、価格は19,500円前後と14,000円前後。

Corsairの「3000D RGB AirFlow」。カラーはホワイトとブラックの2色を用意

こちらは「3000D AirFlow」。搭載ファン以外のスペックはRGBモデルと同等だ

まるで"橋"のようなVGAサポートステイ

Corsairの「GPU Anti-Sag Bracket」は、橋のようなトラス構造がユニークなVGAサポートステイだ。パッド部分の位置と高さは調節可能で、様々なグラフィックスカードに対応。別売の「iCUE LC100」と組み合わせれば、鮮やかなライティングも楽しめる。カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は3,500円前後。

Corsairの「GPU Anti-Sag Bracket」。グラフィックスカードをしっかり支える

三角形の部分に、ちょうど「iCUE LC100」がフィットする構造になっている

透明で派手に光るキーボードとマウス

上海問屋にて、「ホットスワップ対応クリアキーキャップキーボード」が新発売。大きな特徴は、透明度の高いクリアキーキャップを採用しており、派手に光ること。スイッチは黄軸タイプで、交換も可能だ。配列は英語84キーのみ。カラーはブラック(DN-916258)とホワイト(DN-916259)の2色で、価格は2,980円だ。

上海問屋の「ホットスワップ対応クリアキーキャップキーボード」

こちらはホワイトモデル。ブラックよりもさらにド派手に光る

また、「RGB LED搭載トランスルーセント静音ゲーミングマウス」も発売中だ。こちらも透明ボディで派手に光るという製品。静音スイッチを採用しており、静かな深夜でもゲームがしやすい。マウス感度やLED点灯パターンをスイッチで切り替えることも可能だ。ブラック(DN-916260)とホワイト(DN-916261)があり、価格は1,580円。

「RGB LED搭載トランスルーセント静音ゲーミングマウス」も派手だ

こちらはホワイトモデル。接続は有線USBで、解像度は1,200〜7,200dpi