【海外発!Breaking News】「近づいてはいけない」2度も返品された“呪われた少女の絵”に震撼(英)
市民から寄付された物品を販売し、その収益を非営利活動に活用するチャリティショップが街のあちこちで見られるイギリス。そんなチャリティショップに持ち込まれた1枚の絵画が、「呪われている」とSNSを騒がせた。不吉な絵を手に入れた人たちに何があったのか? 豪ニュースメディア『9News』などが伝えている。
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英南東部イースト・サセックス州の小さな町、セントレオナルズオンシー(St Leonards-on-Sea)にあるチャリティショップ「ヘースティングズ・アドバイス・リプレゼンテーション・センター(Hastings Advice Representation Centre)」に2か月以上前、絵画が6枚ほど持ち込まれた。
店のマネージャー、スティーブさん(Steve)によると、絵画は白髪交じりの中年男性によって寄付されたそうで、そのうちの1枚は赤い服の少女の胸から上が描かれたものだった。
賢そうな少女がまっすぐ前を見つめるその絵について、スティーブさんは「部屋のどこにいてもジッと見られている気がした」となにか不気味なオーラを感じたそうだが、しばらくするとある女性が25ポンド(約4600円)で購入していったという。
しかし2日後、血相を変えて店に現れた女性は「この絵を処分しなくちゃいけない」「この絵のせいで人生がカオスに陥った」とパニック状態で訴え、25ポンドを受け取ることなく返品したのだった。
こうして少女の絵は再び、店のショーウィンドウに飾られることになり、スティーブさんは冗談のつもりで「(この絵は)呪われているかもしれない」と書いたメモを貼りつけた。
すると7月下旬、別の女性が店に現れ、最初の女性が絵を手放した理由について納得したうえで、20ポンド(約3680円)で購入した。
ところが8月19日、店にその女性がやって来て「もう二度とこの絵を見たくない。お金はいらないから」と返品していったという。女性は怯えて震え、気が動転していたようで、スティーブさんはショーウィンドウに戻した絵に、警告の意味を込めこんなメモを添えた。
「彼女は戻って来た! 2回売れ、2回とも返品されたんだ! あなたはこれを買う勇気があるかい?」
するとこのディスプレイの写真がSNSで拡散し、店には“呪われた絵”を見ようと人々がひっきりなしに訪れ、「あの少女の絵のほかに、呪われた品は置いてあるのか?」と電話で聞いてくる人もいたという。
またSNSには「2013年のホラー映画『死霊館』の呪いの人形アナベルを彷彿させる」「焼いてしまったほうがいい」「私も絵画を買った後、不吉なことが続いた」といったコメントが寄せられ、英ニュースメディア『The Sun』は、2回目の購入者がイースト・サセックス州ヘースティングズに住むゾーイ・エリオット=ブラウンさん(Zoe Elliott-Brown、36)であることを突き止めた。
ゾーイさんによると、少女の絵を購入してリビングに置いたところ、愛犬がすぐに唸り声を上げ、その絵に近づくことはなかったそうだ。
またアパートの2階に住む母ジェインさん(Jayne、68)がやって来ると急に震え出し、身体が熱くなり汗がふき出るホットフラッシュを起こしたという。さらにジェインさんはトイレで壁に頭をぶつけて倒れてしまい、ゾーイさんが救急車を呼んでいた。
ジェインさんはその日、病院には行かなかったものの「最初の夜のことだったわ。誰かがドアを叩く音が聞こえたの。それで見にいくと誰もいないのよ。そんなことが3日続いたわ。それに身体が妙に熱く、体調もすぐれなかった」と当時のことを語っている。
そしてゾーイさんとパートナーのベンさん(Ben)にいたっては、散歩中に嵐に遭い、大きな黒い人影に遭遇したという。
「その影はベンの背後に現れてね。ベンは恐ろしさで叫び声を上げ、私たちは走って逃げたのよ」と明かすゾーイさん。ただその時はまだ、この不気味な影が少女の絵と関連しているとは考えもしなかったという。
ゾーイさんは「あの絵には人を惹きつける何かがあるの。でも同時に、近づいてはダメなのよ。まるで映画『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムのようにね」と述べており、購入から数週間後、絵を返品する決意をした。そして19日、スティーブさんの店に車を走らせたが、その際には車のタイヤにネジが刺さっているのを発見し身震いしたという。
一方で、ゾーイさんから話を聞いていたという友人ジュリエット・ブランドさん(Juliet Brando)は、少女の絵についてこのように語った。
「ゾーイからある日、絵の端に書かれていた文字の写真が送られてきてね。そこには『彼女の目は私をずっと追っている』と書かれてあったの。それにゾーイはしばらくの間、SNSの問いかけに全く返事をしなくなり心配したものよ。あの絵がもともと呪われていたのか、それとも呪いが呪いをもたらしたのかは分からないけど、何かが狂っているのよ!」
ところがこの話にはまだ続きがある。ゾーイさんは数日後、店に戻り、少女の絵を再び手に入れたのだ。スティーブさんが無料で引き渡してくれたそうで、ゾーイさんはこう語っている。
「私はあの絵がもたらす厄災を断ちたかったの。だから今は、邪なるものを清めるために、セージ(天然ハーブ)と一緒に箱に入れてしまってあるわ。母や私が安全なように、穢れを祓いたかったのよ!」
画像は『The Sun 2023年8月25日付「CREEPY CANVAS Terrifying cursed picture returned to charity shop twice by shaken customers desperate to get rid of it」(Credit: Kennedy News and Media)、2023年8月25日付「A NASTY BRUSH My mum collapsed and my dog was spooked after I bought Britain’s most haunted picture - I’m trying to break the hoodoo」(Credit: Kennedy News)』『Jayne Sharp 2023年7月23日付Twitter「Buying! What’s the worst that could possibly happen?」』『Lucy Dearlove 2023年8月22日付Twitter「Saw this yesterday」』『Juliet Brando 2023年7月25日付Twitter「Update from Facebook」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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英南東部イースト・サセックス州の小さな町、セントレオナルズオンシー(St Leonards-on-Sea)にあるチャリティショップ「ヘースティングズ・アドバイス・リプレゼンテーション・センター(Hastings Advice Representation Centre)」に2か月以上前、絵画が6枚ほど持ち込まれた。
賢そうな少女がまっすぐ前を見つめるその絵について、スティーブさんは「部屋のどこにいてもジッと見られている気がした」となにか不気味なオーラを感じたそうだが、しばらくするとある女性が25ポンド(約4600円)で購入していったという。
しかし2日後、血相を変えて店に現れた女性は「この絵を処分しなくちゃいけない」「この絵のせいで人生がカオスに陥った」とパニック状態で訴え、25ポンドを受け取ることなく返品したのだった。
こうして少女の絵は再び、店のショーウィンドウに飾られることになり、スティーブさんは冗談のつもりで「(この絵は)呪われているかもしれない」と書いたメモを貼りつけた。
すると7月下旬、別の女性が店に現れ、最初の女性が絵を手放した理由について納得したうえで、20ポンド(約3680円)で購入した。
ところが8月19日、店にその女性がやって来て「もう二度とこの絵を見たくない。お金はいらないから」と返品していったという。女性は怯えて震え、気が動転していたようで、スティーブさんはショーウィンドウに戻した絵に、警告の意味を込めこんなメモを添えた。
「彼女は戻って来た! 2回売れ、2回とも返品されたんだ! あなたはこれを買う勇気があるかい?」
するとこのディスプレイの写真がSNSで拡散し、店には“呪われた絵”を見ようと人々がひっきりなしに訪れ、「あの少女の絵のほかに、呪われた品は置いてあるのか?」と電話で聞いてくる人もいたという。
またSNSには「2013年のホラー映画『死霊館』の呪いの人形アナベルを彷彿させる」「焼いてしまったほうがいい」「私も絵画を買った後、不吉なことが続いた」といったコメントが寄せられ、英ニュースメディア『The Sun』は、2回目の購入者がイースト・サセックス州ヘースティングズに住むゾーイ・エリオット=ブラウンさん(Zoe Elliott-Brown、36)であることを突き止めた。
ゾーイさんによると、少女の絵を購入してリビングに置いたところ、愛犬がすぐに唸り声を上げ、その絵に近づくことはなかったそうだ。
またアパートの2階に住む母ジェインさん(Jayne、68)がやって来ると急に震え出し、身体が熱くなり汗がふき出るホットフラッシュを起こしたという。さらにジェインさんはトイレで壁に頭をぶつけて倒れてしまい、ゾーイさんが救急車を呼んでいた。
ジェインさんはその日、病院には行かなかったものの「最初の夜のことだったわ。誰かがドアを叩く音が聞こえたの。それで見にいくと誰もいないのよ。そんなことが3日続いたわ。それに身体が妙に熱く、体調もすぐれなかった」と当時のことを語っている。
そしてゾーイさんとパートナーのベンさん(Ben)にいたっては、散歩中に嵐に遭い、大きな黒い人影に遭遇したという。
「その影はベンの背後に現れてね。ベンは恐ろしさで叫び声を上げ、私たちは走って逃げたのよ」と明かすゾーイさん。ただその時はまだ、この不気味な影が少女の絵と関連しているとは考えもしなかったという。
ゾーイさんは「あの絵には人を惹きつける何かがあるの。でも同時に、近づいてはダメなのよ。まるで映画『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムのようにね」と述べており、購入から数週間後、絵を返品する決意をした。そして19日、スティーブさんの店に車を走らせたが、その際には車のタイヤにネジが刺さっているのを発見し身震いしたという。
一方で、ゾーイさんから話を聞いていたという友人ジュリエット・ブランドさん(Juliet Brando)は、少女の絵についてこのように語った。
「ゾーイからある日、絵の端に書かれていた文字の写真が送られてきてね。そこには『彼女の目は私をずっと追っている』と書かれてあったの。それにゾーイはしばらくの間、SNSの問いかけに全く返事をしなくなり心配したものよ。あの絵がもともと呪われていたのか、それとも呪いが呪いをもたらしたのかは分からないけど、何かが狂っているのよ!」
ところがこの話にはまだ続きがある。ゾーイさんは数日後、店に戻り、少女の絵を再び手に入れたのだ。スティーブさんが無料で引き渡してくれたそうで、ゾーイさんはこう語っている。
「私はあの絵がもたらす厄災を断ちたかったの。だから今は、邪なるものを清めるために、セージ(天然ハーブ)と一緒に箱に入れてしまってあるわ。母や私が安全なように、穢れを祓いたかったのよ!」
画像は『The Sun 2023年8月25日付「CREEPY CANVAS Terrifying cursed picture returned to charity shop twice by shaken customers desperate to get rid of it」(Credit: Kennedy News and Media)、2023年8月25日付「A NASTY BRUSH My mum collapsed and my dog was spooked after I bought Britain’s most haunted picture - I’m trying to break the hoodoo」(Credit: Kennedy News)』『Jayne Sharp 2023年7月23日付Twitter「Buying! What’s the worst that could possibly happen?」』『Lucy Dearlove 2023年8月22日付Twitter「Saw this yesterday」』『Juliet Brando 2023年7月25日付Twitter「Update from Facebook」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)