大きく変わるぞ「埼玉最古の私鉄駅」 激セマ駅前にはロータリー 西武新宿線“入曽”130年の節目に新装へ
地味〜にめちゃくちゃ歴史のある駅です!
駅前再開発でイオンもすぐ近くに
西武鉄道は2023年7月18日(火)、新宿線の入曽駅(埼玉県狭山市)で東西自由通路と橋上駅舎の整備に着手したと発表しました。
西武新宿線の入曽駅(乗りものニュース編集部撮影)。
入曽駅前では大規模な再開発が進行中。特に東口は、現在の駅前通り(入曽停車場線)を跨ぐ形で橋上駅舎ができ、その先で整備中の駅前広場・ロータリーと直結する形になります。さらにロータリーは、入間小学校跡地に建設される商業施設「イオンそよら入曽」と直結します。
また、西口にも同様に駅前広場が設けられる予定です。
これに伴い既存の駅舎は解体され、ホームも改修されます。駅舎の完成は2025年度末の予定となっています。
入曽駅は1895(明治28)年に旧川越鉄道が開業した埼玉県内4駅(現在の所沢、入曽、狭山市、本川越)のひとつで、国有化されたことのない県内の私鉄駅としては最も古い駅のひとつです。駅前周辺が狭いなか、送迎の車両などが多く、交通事故が多発。それでいて「店舗の閉鎖や撤退も進み、市南部のまちの拠点としての機能がますます低下している」(狭山市)ことから、安全性と利便性を向上させる目的で再開発が進められています。
※一部修正しました(7月20日10時09分)。