パターンダイヤ化します!

1年で9.4万人利用「成田シャトル池袋線」

 ウィラーは2023年7月18日(火)、池袋と成田空港を結ぶ低価格バス「成田シャトル池袋線」を8月1日から増便すると発表しました。


池袋駅西口に発着する「成田シャトル池袋線」のウィラー車(乗りものニュース編集部撮影)。

 同路線はウィラーエクスプレス、京成バス、国際興業、東京空港交通(当初はリムジン・パッセンジャーサービス)の4社共同運行で2022年8月に運行を開始。池袋駅西口に発着し、成田空港までを最短80分で結びます。同日運行開始の東急バス渋谷線とともに、格安の成田空港アクセスバスとして山手線西側の2大ターミナルに初めて発着しました。

 運賃は大人1900円で、出発24時間前まで予約可能な早得プランで事前決済すると1500円になります。

 今回はダイヤ改正を行い、池袋発は2便、成田空港発は3便増やし、合計23便に。また、運行間隔を1時間サイクルに均等化、および池袋駅発・成田空港発の出発時刻をパターン化し、よりわかりやすくなるといいます(一部の便を除く)。

 さらに、事前予約・決済の可能な時間が、これまでの出発時刻20分前から、10分前までになります。

 成田シャトル池袋線はこれまで約9.4万人が利用。乗客のアンケート(回答数326名)からは「乗り換えの少なさ」「価格の安さ」「バス停のアクセスのしやすさ」という点が好評で、約8割の人が「成田シャトル池袋線を家族や知人に薦めたい」と回答しているそうです。増便は要望も多かったそう。

 ウィラーは、「今後も利用状況やお客様の声を元にしたサービス向上に取り組み、移動の利便性向上や来街者数の増加への貢献に努めてまいります」としています。