バルセロナのジョアン・ラポルタ会長の再選を受け、‘オペレーション2014’が再び動き出した。ロナウジーニョらチームの中心選手との契約を2014年まで延長していくというものである。

ロナウジーニョの兄であり代理人でもあるロベルト・デ・アシス氏が、木曜日(14日)にバルセロナ入り。そして、今回の目的がロナウジーニョの契約延長に向けてバルセロナとの話し合いにあると明かしていることから、いよいよ2014年までという長期契約が実現するだろうとスペインメディアも報じている。

ロナウジーニョは、昨年にもバルセロナとの契約を2010年まで延長したばかりだが、当初は2014年までの契約延長を目指し交渉が行われていた。しかし、ロナウジーニョの肖像権を巡って両者譲らず、最終的に2010年までという形で落ち着いている。

ロベルト・デ・アシス氏は、今回の交渉で2014年までの契約延長、そして年棒1200万ユーロ(約17億8500万円)プラス、インセンティブをクラブ側に提示するようだ。クラブ側もこの要求を受け入れる用意はあるようだが、その際にはロナウジーニョの肖像権を手に入れる方向で話し合いが進められることは違いない。

2014年までの延長はさすがに長過ぎるのではないかという声も聞こえる中、今やバルセロナのシンボルとなったロナウジーニョがこのまま2014年までプレーする可能性も現実味を帯びてきた。