神社のお作法、きちんと理解していますか? ここでは、気になる疑問を神田明神・権禰宜(ごんねぎ)の加藤さんに教えてもらいました。

知ってる?神社のお作法Q&A

意外と知らない神社のお作法。平野ノラさんと一緒に、神田明神・権禰宜(ごんねぎ)の加藤さんに詳しく教えてもらいました。

●神田明神

「明神さま」の名で親しまれ、古くから日本三大祭りのひとつ「神田祭」を行ってきた神社。都心にありアクセスもよいため、お参りしやすい神社としても人気。

住所:東京都千代田区外神田2-16-2
電話:03-3254-0753

●Q:どの時間帯にお参りするといいの?

→A:早朝から午前中までがベストです!

日本の神様は日の出と深い関わりがあるため、朝から午前中のうちにお参りするのが理想。とくに願い事をする際は早めの時間に。

●Q:お守りは何個も買っていいの?

→A:いくつでもOK!ただし丁寧な扱いを

複数の神社のお守りを一緒にもってもご利益がなくなることはなし。ただし、ぞんざいに扱うのはNGなので、常に持ち歩いて。

●Q:神社めぐりでハシゴしてもいい?

→A:神様はおおらか。訪ね歩いても問題なし

日本では「八百万(やおよろず)の神」といわれるほど多くの神様が祀られているもの。複数の神社をめぐっても怒りをかうことはなし。

●Q:おさい銭はいくらが正解?

→A:自分の気持ちや願いに見合った金額を

“ご縁”にちなんで5円入れるなど諸説あるものの、ルールはなし。気持ちに見合った金額を入れて。

●Q:参拝時は真ん中でお参りした方がいい?

→A:場所は関係なし!神様に声は届くもの

参拝客が横に並んでお参りすることも多く、真ん中である必要はなし。順番を守り、真摯な気持ちで祈ることを最優先に。

●Q:ご朱印はもらった方がいい?

→A:お守り、お札とは別。あくまで記念に

ご朱印は参拝の証しとなるもの。お守りとは異なり、ご朱印自体にご利益はなく、訪れた記念としてもらうようにして。