山手線の内側でアクセス至便ながら、外界とは混ざらず、独自の世界観を築いている街。

それが「四谷三丁目」だ。

由緒ある土地でありつつも、街全体が隠れ家のように秘めやかで、騒がしさや無粋さとは無縁。

元花街という風情と情緒あふれる雰囲気は、神楽坂にも通じる。成熟した大人だけがこの街の空気を楽しめ、この街に似合うのだ。

新宿のお隣であり、丸ノ内線はもちろん中央線や南北線の四谷駅とも至近。西麻布や青山、銀座からもタクシーですぐという立地ながら、限られた大人のみがこの街の夜の恵みを享受している、さながら”未踏の聖地”。

酒場と美食、上品と粋にあふれた「四谷三丁目」。格好いい大人が闊歩するこの街を知らないのは、もったいない。






四谷三丁目は、大人だけに許された最後の秘密基地だ!

車力門通り、津の守坂……かつて大名屋敷があった名残が街中にあり、この地の歴史と格を感じさせ、元花街というほのかな色気が今の年齢にしっくりくる。

円熟した大人だけが集うからこそ醸し出せる凛とした空気が心地よく感じられれば、「四谷三丁目」に相応しい大人の証拠だ。

例えば和食の名手『車力門 おの澤』。これ見よがしでなく、淑やかで洗練された料理に美食の感度が高まり、一流が集う街に見合う最高のサービスに喜びを感じる。

粋な夜と美食を求めて、大人たちはこの秘められた街に集うのだ。



美食家たちがこぞって通う、美味なる人気店がひしめく街

見よ、この写真の画力の強さ!鮨、和食、中華…美食家たちのSNSを日夜賑わしている店が、実はこのコンパクトなエリアに密集している。

面積あたりの人気店の割合で考えれば、東京随一とも言えるだろう。

このためだけに、この街を訪れる価値がある5軒を厳選し、徹底取材。至高の逸品は、見逃せない。



「荒木町」に行きつけがある大人は、格好いい

四谷三丁目の中でも、ほど良き価格の上質な店が軒を連ねる「荒木町」。

個人店が集まり、画一化されていないこのエリアは、街全体が”大人の隠れ家”。その中で、自分だけの1軒を見つけるワクワク感たるや!

通いたくなる8軒をピックアップ。風情ある街で馴染みの1軒を持てば、自身の大人ぶりをも上げてくれる。



四谷への磁力となる2軒の名店を紐解く

今号は四谷三丁目特集だが、同じ四谷エリアとしてこの2軒の名店を語らないわけにはいかない。

多くの弟子を輩出し一大勢力を築いた『すし匠』と、フレンチのレジェンドとして名を馳せる『北島亭』だ。

店主へのインタビューを軸に、店の魅力を徹底考察。この2軒の想いや歴史…表には出ない物語を知っておけば、より店への感動が増すはずだ。




四谷三丁目にしかないディープさが面白い!

文学やカルチャーを愛する街ゆえか、底なし沼のようなディープさをはらむ一面もある。

例えば、中華。雲南省を中心としたスパイスをふんだんに使う「辺境中華」と、和の食材を昇華した「イマドキ中華」という、東京の個性派中華を代表する2軒でその深淵に触れられる。

昼どきにはそこかしこに行列ができるのも興味深い。とんかつ、洋食、カレーにハンバーガーとジャンルレスで美食ホッピングも叶うのだ。



さらには、スナックやコンセプトバー、深夜食堂…横丁や裏道を歩けば、真の酒好きもあっと驚く奇想天外なナイトスポットが溢れている。

ディープでいながらも古めかしくはなく、センスがいいゆえこなれた男女が夜な夜な集う。

新宿や西麻布、銀座からもタクシーですぐ。24時以降の東京の大人の、終着地がここにある。




ワインを適当に選ぶのはもう卒業。東京の大人が真にワインを楽しめる店はここだ!

美食を楽しむならワインは欠かせないエッセンス。にも関わらず、セレクトを人任せにしていないだろうか?

意思を持ってワイン選びができてこそ、より密度の高い夜が過ごせるというもの。

今号は「Special特集」と銘打ち、楽しみながらも自然とワイン偏差値が上がる店を紹介する。



シャンパンとブルゴーニュワイン、ナチュラルワイン。この3つを知れば、大人のワイン道はぐっと深まる。

自信がない人でも気軽に嗜めるスペシャルな3軒をじっくり紹介。さらには、ただただワインに浸り、楽しく飲める店もセレクトした。

そろそろワインにこだわりたい、ワインをもっと楽しみたいと思う大人の皆様は、ぜひお目通しを。




特別増刊号の表紙では、「King & Prince」の永瀬 廉さんと郄橋海人さんをシューティング。ふたりの10年の絆がここに

King & Princeの永瀬 廉さんと郄橋海人さんを、5月に開業したラグジュアリーホテルのスイートルームへお連れした。

リラクシーなセットアップに身を包んだふたりは、また一段大人になったような男の顔で、圧倒的な色気を放つ。

知られざる絆と、秘めた思い。12ページに込められたふたりの10年を、月刊誌最新号でともに感じてほしい。




お酒と美男美女。旬な芸能人が食を楽しむ姿を見られるのは東カレだけ!

2度目の表紙を飾ってくれたのは、女優の有村架純さん。

ドラマに映画にと活躍する彼女は、前回よりもしっとりと、大人の女のオーラを纏っていた。

荒木町の日本料理店で、旬の若鮎と日本酒を口にしてふと見せた美しき表情。「可愛い」をついに超越した彼女の新たな一面は、月刊誌最新号で確認を。



櫻坂46の最新曲で初センター。突然の発表で界隈を沸かせた、今夏、22歳を迎える藤吉夏鈴さん。

路地裏の粋な和食店で日本酒を味わいながら、大役に臨む心境を飾らない言葉でぽつり、ぽつりと話し出す。

いつもは控えめな彼女が東京カレンダーにさらけ出した、その胸の内を余すところなくお届けする。



「ワインには以前から興味があったので、すごく楽しみにしてきました」。

この美しき横顔の男性は、人気ダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」のメンバーであり、『劇場版 美しい彼〜eternal〜』の演技などで俳優としても注目される八木勇征さん。

彼をお連れしたのは、ショップが併設された大人のワインバー。人生初だというペアリングを堪能いただきつつ、“美しき男”の素顔に迫った。