ベストポットの製造現場が見れる!中村製作所のオープンファクトリーがOPEN
三重県四日市に“魅せる工場”が誕生!
蓄熱調理鍋「ベストポット」と萬古焼電子レンジ調理器「レンジスター」を製造する中村製作所(MOLATURA)のオープンファクトリーが誕生!
モノづくりの現場を見て、体験し、地元食材を使用したおいしいごはんを食べることができる体験型の施設です。
1F部分では製造現場の見学や体験ができるようになっていて、2F部分はカフェのイートスペースとしてくつろげるようになっています。倉庫をリニューアルしたとても開放感のある空間です。
オープンに先駆けて開催されたプレオープンのイベントを編集部のまい姉とよしこさんの2人で取材してきましたので、イベントの様子と共に「中村製作所(MOLATURA)オープンファクトリー」の魅力をお届けします!
製造現場を見学
まずは、オープンファクトリーの一番の目玉である製造現場の見学から。
MOLATURAが製造しているベストポット、レンジスターを作っている現場を間近で見学することができます。
工場見学というと、少し距離がある場所やガラス越しから工場の内部を見学するということも多いと思うのですが、思った以上に間近で製造工程を見学することができてびっくり!
素焼きした状態のものと本焼きをしたものを実際に触ってみてその質感の違いを感じてみたり、本焼きの窯を目の前で開けてくれたり(温度は下がった状態)、ただ見るだけではなく、モノづくりのリアルな現場を身近に感じられる工夫がいっぱいありました。
体験もできる!
いくつか実際に作業を体験させてもらえる工程もありました。
こちらは型から抜いた際に型のつなぎ目にあたる部分にでてしまう出っ張り(バリ)を取り除き、水を含ませたスポンジで生地の表面や渕を丁寧に吹き上げる工程なのですが、なんとすべて手作業なんです……!
レンジスターのあのツルツルの表面は、この丁寧な作業が作り上げたものだったのかと驚きながら、繊細な作業の様子を見学させていただきました。
取材にきていた他のメディアの方がこの作業を体験。「楽しいですね〜!」と言いながら笑顔で体験されていました。
そしてこちらも体験可能な工程、つまり手作業の工程です。
釉薬という陶器の表面を覆うガラス質の膜を漬け込む作業。本焼きをするとこの釉薬が高温で熔けて、陶器の表面でガラス質になるんだそうです。
独特な形状のベストポットを釉薬にきれいに漬け込む様子は、まさに職人技でした。
ベストポットで炊いたごはんを試食!
私たちが製造現場を見学している間に、スタッフの方がベストポットで炊いてくださっていたごはんが炊きあがっていました! できたてホヤホヤ、炊き立てのごはんを試食させていただきましたよ。
ごはんの粒がしっかりと立っていて、つやつやと輝いてます!
一緒に取材していたよしこさんがごはんをパクリ。
食べた後の表情にご注目ください!
「おいしい〜〜!」という表情です(笑)。
ベストポットで炊いたごはんは冷めてもおいしいのですが、やっぱり炊き立ては格別ですね!
地元食材を使ったメニューを味わえるファクトリーカフェ
入口すぐの1Fのスペースにあるのは、地元食材を使ったメニューを提供する「四日市 FACTORY CAFE」。四日市とんてき入りの四日市カレーや、かき氷、四日市産のかぶせ茶など、ランチメニューを中心においしいごはんをいただくことができます。
小窓からも見えますが、なんと調理スペースにはピザ窯も!
今後はベストポットを使って発酵させた生地でピザを作るなど、メニューも幅広い展開を予定しているそうです。
2Fはイートスペースになっています。ここからはオープンファクトリー全体が一望できる設計になっており、開放感のある空間でゆったりとカフェメニューを楽しむことができます。
2Fに上ってみると、MOLATURAの商品が美しく展示されていました!
ずらりと並んだカラフルなベストポットがかわいい〜〜! 初めて見るカラーやサイズの商品があり、ちょっとテンションが上がり気味で撮影をしていると……
ジャーーーン!
四日市カレーが運ばれてきました!
みなさん、お気づきでしょうか?
このカレーが盛り付けられている器は、レンジスターなんです。
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ベストポットで炊いたごはんの上にのっているのは、四日市トンテキ。しっとりとして柔らかくて、これだけでもごはんが進んじゃいます(笑)。
カレーももちろんおいしく、ボリューム満点だったのでお腹も大満足!
とてもとてもおすすめなので、四日市 FACTORY CAFEに立ち寄った際には、ぜひ四日市カレーを食べてみてくださいね。
ちなみに……
入口〜CAFEの床スペースを見てみると、何やらとってもカラフル⁉
この色合い、どこかで見覚えがあるぞ? と思ったら、この床に散りばめられているカラフル破片は、ベストポットの破片たちでした。
見た目にもおしゃれだし、破片を再利用しているという点も素敵ですよね。
モノづくりの楽しさを体感しに行こう!
今後は、四日市の食材や特産物とも幅広くコラボレーションしながら、さらに体験できることを拡大していくとのこと。
代表の山添さんが長年思い描いていた「作る作業を魅せる(見せる)ことができるような工場を作りたい」という夢がカタチとなった「中村製作所オープンファクトリー」。
三重県四日市の新たな観光スポットとしても大注目で、今後の展開に期待が高まります。みなさんも三重県を訪れた際には、ぜひ「中村製作所オープンファクトリー」に立ち寄って、三重が誇るモノづくりの醍醐味と楽しさを体感してみてくださいね!
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