エルムSを制したフルデプスリーダー(c)netkeiba.com

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 昨年のエルムS(GIII)などキャリア6勝を挙げたフルデプスリーダー(牡6、美浦・斎藤誠厩舎)が14日、JRAの競走馬登録を抹消。今後は北海道勇払郡むかわ町のエクワインレーシングで乗馬となる予定。同日、JRAが発表した。

 フルデプスリーダーは父ヘニーヒューズ、母ファーストチェア、母の父ジャングルポケットという血統。伯父に07年ジャパンCなど国内外でG1を3勝したアドマイヤムーンがいる。

 2019年6月に阪神競馬場でデビュー。2戦目で勝ち上がると、翌年に1勝クラスを勝利。さらに21年には2勝クラス、3勝クラスとステップアップしオープン入り。ここまで17戦して掲示板を外したのは、わずか1回のみと堅実な走りを見せた。

 オープン入り後もその走りは衰えず、22年マリーンSでオープン初勝利を挙げると、勢いそのままに挑んだエルムSでは、直線で上がり2位の鋭い差し脚を見せて重賞初制覇を飾った。

 続いて挑んだ日本テレビ盃ではゲート内で暴れたことにより競走除外となったが、武蔵野Sで復帰。ラストランは4月のアンタレスSだった。通算成績は27戦6勝。

(JRAのホームページより)