イギリスのアスコット競馬場(撮影:高橋正和)

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 現地時間12日、BHA(英国競馬統括機関)はJRA所属馬に対して英国のレース出走時に義務付けていた10日前の到着と、ドーピング検査に必要なサンプル提出を免除することを発表した。

 今回の変更にあたってBHAは「日本は世界的に大きな成功を収めている競馬大国で、イギリスと同じく、公平性確保に対する強い取り組みを行い評価を得ている。日本馬の存在は世界の主要レースを盛り上げるもので、今後英国の大きなレースに日本のトップホースを迎えられることを楽しみにしています」とコメントした。

 協議に関わったJRA理事の菊田淳氏は「近い将来、より多くの日本馬がイギリスにわたり、公平な環境の下でのレース参加が可能になると確信している」と述べている。

 これまで免除の対象国だったのはフランス、アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、香港。日本は7カ国目の適用となった。