血統的にダート替わりはプラスのシンリンゲンカイ(今年5月撮影、ユーザー提供:ショコラIIさん)

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 日曜函館3Rの3歳未勝利(ダ1000m)はシンリンゲンカイ(牝3、美浦・石栗龍彦厩舎)が狙い目だ。

 デビュー2戦目以降は芝を使われて、2着1回、3着2回とまずまずの成績を残している。ただ、血統を見るとダート向きの印象が強い。というのも母の父はダートのスーパーサイアー・サウスヴィグラス。母の父サウスヴィグラスの馬は芝で293戦12勝の勝率4%なのに対し、ダートでは1135戦88勝の勝率8%だから、どちらが適しているかは明白だ。

 この馬自身、新馬はダートで最下位の15着に終わっているが、当時は攻め不足だったし、出遅れてレースぶりもチグハグだったので、全くの参考外。ダ1000mでは必須の先行力も備えているので、当時とは一変の走りを見せてくれそうだ。