前走最下位からの一変が期待できるシゲルカチョウ(昨年9月撮影、ユーザー提供:akeさん)

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 阪神11Rの水無月S(3歳上・3勝クラス・芝1200m)はシゲルカチョウ(牝5、栗東・高橋康之厩舎)が好配当を呼ぶ。

 昇級戦の前走は1秒7差の最下位15着。ただ、レース後に鼻出血が判明したとあれば、参考外でいい。今回と同舞台だった前々走の2勝クラスは、1分7秒7の好時計勝ち。レースレベルも高く、当時の4着馬、6着馬は既に2勝クラスを卒業済み。8着馬のジャスパークローネに至っては現オープンだから、かなり価値のある走りだったといえる。

 今回は中9週での実戦となるが、これまで中8週以上では5戦して[1-3-1-0]の複勝率100%だから、休み明けはむしろプラス。1週前の坂路で4F52秒2-1F11秒8の好時計をマークしたのも頼もしく、前走の悔しさを晴らしてほしい。