一気の距離短縮を起爆剤に! 良血インクルードダイヤが初スプリント戦で一変する
土曜阪神3Rの3歳未勝利(芝1200m)はインクルードダイヤ(牝3、栗東・武英智厩舎)の一変がある。
昨夏のデビュー戦は芝2000mで2着。しかし、その後は8着、11着と尻すぼみ。初ダートの前走も4着とはいえ、勝ち馬から1秒9も離された大敗だった。それだけに手が出しづらい感じもあるが、今回は初のスプリント戦となる点が魅力だ。その最大の理由は、サトノダイヤモンド産駒にしては胴が詰まった体型であること。ダービー卿CTを制したヒーズインラブ、新潟大賞典覇者のサンデーウィザードの妹でもあるが、血統のイメージとは全く違うタイプに出ている。
以前から攻め時計は優秀で、4日の坂路ではラスト1F12秒0の好時計をマーク。その点からも能力がないとは思えない。600mの距離短縮が起爆剤となる可能性は十分にある。