今年はサウジ&ドバイへ遠征していたジャスティン(c)netkeiba.com

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 20年のカペラSなど重賞3勝を挙げたジャスティン(牡7、栗東・矢作芳人厩舎)が8日、JRAの競走馬登録を抹消。同日、JRAが発表した。

 ジャスティンは父オルフェーヴル、母シナスタジア、母の父Gone Westという血統。

 2018年10月、東京競馬場での2歳新馬戦でデビューし、続く新潟競馬場での未勝利戦で初白星を手にした。3歳の秋以降、ダートに主戦場を移すと、20年1月の門松Sを勝ってオープン入り。重賞初挑戦となった同年4月の東京スプリントを制して重賞ウイナーの仲間入りを果たした。

 10月の東京盃では19年のJBCスプリント覇者のブルドッグボスをクビ差で下して重賞2勝目。12月にはカペラSも制し、中央のダートスプリント重賞も制覇。翌21年にはリヤドダートスプリントからドバイゴールデンシャヒーンへ海外ダート重賞を転戦するなど中央、地方、海外という垣根を越えて、ダート短距離路線で幅広い活躍を見せた。

 さらに同年は再び芝路線に矛先を転じ、函館スプリントSとセントウルSにも出走した。今年は2度目となるサウジアラビアからドバイの海外遠征を経験。前走、今月1日の北海道スプリントCは6着だった。通算成績は33戦9勝。

(JRAのホームページより)