マルゼンスキーの4×4 貴重な血継ぐ若駒が門別でデビュー
7日(水)、門別競馬4RのJRA認定フレッシュチャレンジ(2歳新馬・ダ1200m)で、クラグオー産駒のマルゼンスキーツー(牡2、北海道・佐久間雅貴厩舎)がデビューを迎える。
同馬は父クラグオー、母エーシンラピッド、母の父クロフネという血統。馬名の意味は「マルゼンスキー(父父父父名)+2。父系血統を世代を超えて継ぐ」。
名前から察する通り、同馬はマルゼンスキーの直系産駒。4代父×母母母父でマルゼンスキー4×4のクロスを持っている。3代父スズカコバンはミスターシービーやカツラギエースと同世代で、85年の宝塚記念覇者。また、祖父クラキングオー、父クラグオーはホッカイドウ競馬で活躍した。
クラキングオーは僅か3頭の産駒から2頭の重賞ウイナーを輩出。うち1頭のクラグオーが種牡馬入りして血を繋ぐと、クラグオー産駒はデビューした5頭全てが勝利を挙げる活躍だ。
本馬もまずはデビュー戦での勝利が目標。貴重なマルゼンスキーの血を繋いでいくか、先々まで注目したい。