発達っ子の幼稚園問題…市長へ直談判するも、話が進まずモヤモヤした話【ママリ】

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鳥野とりこさん(@torico_bird)の息子・ねこ太くんは、発達グレーゾーン。現在は療育に通っています。小学校入学を見据え、幼稚園へ入園を検討します。ところが、幼稚園探しは想像以上に難航。「加配をつけられる園が一つもない」ことに危機感を覚え、市長へ手紙を書きます。市長から届いた返事の内容とは…?『幼稚園難民になった話』をダイジェスト版でごらんください。

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待つことしかできない?もどかしい気持ち…

市として、問題の認識はあるものの、「今しばらくお待ちください」の回答にはモヤモヤしてしまいます。子どもの数年はあっという間に過ぎてしまいます。

鳥野さんは、待つことしかできないもどかしさと、幼稚園へ入園できなかったら…という不安な気持ちでいっぱいです。

いつも寄り添ってくれる療育の先生

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鳥野さんの不安な気持ちに寄り添い、励ましてくれる療育の先生。本当にありがたい存在ですね。

ですが、療育に通うことができるのも、あと数年…。小学校への不安が募る中、鳥野さんの気持ちを察した療育の先生が、さらなる提案をしてくれます。

きめ細やかな対応に感謝

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いつも鳥野さんの気持ちに寄り添い、今できる対応についても具体的に話してくれる療育の先生。頼りがいのある、素晴らしい先生ですね。

今の幼稚園の体制に疑問を感じ、教育委員会、そして市長へと意見をした鳥野さん。ただ、問題解決には時間がかかりそうな上に、待つことしかできない現状にモヤモヤしてしまいます。

「がんばろう」と決意したものの、がんばる方向性がわからないとき、あなたなら仕方ないと思い、このまま諦めますか?それとも、行動し続けますか?

自治体の子育て政策に対し、声をあげた

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鳥野とりこさんによるエッセー作品『幼稚園難民になった話』は、鳥野さんのインスタグラムで連載中の漫画です。発達に遅れがあることを理由に、さまざまな幼稚園に入園を断られてしまい、公立園でも受け入れが難しいことを知った鳥野さん。自治体に対して声をあげ、入園先を見つけるまでの体験談を描いています。

育児にまつわる自治体ごとの制度には差があり、住む人にとって暮らしにくいと感じることもあるでしょう。そんなとき、声をあげるのは、なかなか勇気がいることかもしれません。

鳥野さんは、現状を市議会議員に直接話すところまで実行しました。わが子にとって、よい環境を探し続ける行動力がすばらしいですね。

また、療育の先生など、味方になってくれる人がいたことも、鳥野さんにとっては心強く、支えになったのではないでしょうか。家庭の力だけでは解決できない困りごとがあるときこそ、身近な相談先を見つけ、解決策を見いだしていくことが大切ですね。

記事作成: ももこ

(配信元: ママリ