テラメリタなどがデビュー(5月30日、撮影:井内利彰)

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 3日(土)・4日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、1日確定した。

 今週は東京・阪神で計5鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。

◆6/3(土)
・東京5R(芝1600m・9頭)
シュトラウス(牡、D.レーン・武井亮、モーリス)…母は2008年のマイルCSを勝ったブルーメンブラット。順調に乗り込まれており、美浦ウッドでの追い切りでは5F68秒台をマークした。

・阪神5R(芝1600m・5頭)
テラメリタ(牝、C.ルメール・須貝尚介、ブリックスアンドモルタル)…母系祖母がエアトゥーレで、伯父に皐月賞馬キャプテントゥーレがいる良血馬。父ブリックスアンドモルタルは米G1を5勝し、2019年にはエクリプス賞の年度代表馬に輝いた。現2歳世代が初年度産駒となる。

◆6/4(日)
・東京5R(牝・芝1600m・11頭)
チェルヴィニア(牝、C.ルメール・木村哲也、ハービンジャー)…母は2016年のフローラSを制したチェッキーノ。追い切りでは古馬3勝クラス馬らと併入しており、いきなり動ける態勢。

ボンドガール(牝、D.レーン・手塚貴久、ダイワメジャー)…セレクトセールにて2億3100万円で取引された。半兄に3月のドバイターフで2着などGIで活躍中のダノンベルーガ(父ハーツクライ)がいる。追い切りでは未勝利馬に大きく先着。

・東京6R(芝1400m・9頭)
アルーリングタイム(牝、戸崎圭太・中舘英二、リアルインパクト)…きょうだいに現4戦2勝のアルーリングビュー(父イスラボニータ)などがいる。仕上がり早で、調教の動きは素軽い。

・阪神5R(芝1400m・8頭)
アトロルーベンス(牝、団野大成・高野友和、リアルスティール)…きょうだいに2020年の関屋記念など重賞を2勝したサトノアーサー(父ディープインパクト)がいる。坂路で追い切られ、4F54秒台で新馬に先着している。