6日、レアル・マドリーのファビオ・カペッロ監督の息子、ピエル・フィリッポ・カペッロ氏がバルセロナのリオネル・メッシの父親で代理人でもあるホルヘ・メッシ氏を伴ってラ・マシア(バルセロナの練習場)に現れ、練習を見学した。カペッロ監督の息子とメッシの父親、この奇妙な組み合わせにメディアでは「メッシ、レアル・マドリーに移籍か?」などと早くも様々な噂や憶測が飛び交った。実際、カペッロ監督はメッシの才能に惚れ込んでいるし、レアル・マドリーの会長選挙では‘公約選手’として名前が挙るほとだ。

これに対しクラブ側は、カペッロ氏はメッシをスペインでのイメージキャラクターとして起用したいというイタリアのあるファッションメーカーの代理人として、また弁護士としてバルセロナにやって来ただけと説明。あくまでも商業的ビジネスであることを強調している。カペッロ氏は、メッシの父親を伴いバルセロナ側のマーケティング担当者と会い、肖像権など契約上での余計が問題が起きないよう話し合いを行ったようだ。

微妙なところで繋がっているメッシとレアル・マドリー。いずれにしても、この関係についてメディアがあれこれ取り沙汰するのは時間の問題と言える。