“ゴルフらしくない”から面白い!コラボが魅力のブランドが話題!
コロナ禍のコミュニケーションとしてゴルフを始める人が急増した。
毎号、高感度な大人たちだけに注目されているブランドをご紹介する本連載も、7回目に突入!
スコアだけでなくアイテムにもこだわりたい。これが東カレ的・ゴルフの楽しみ方なのだ。
あらゆるブランドと旋風を巻き起こす、新しい潮流をゴルフシーンに
新しきゴルフブランドのファウンダーたちは、皆こう口をそろえる。「変わってきつつあるのは間違いないが、それでもまだ日本のゴルフスタイルに窮屈さを覚える」と。
それが、彼らを新しいブランドの立ち上げに駆り立てた。
― Brand of Month _#7 ―
「ANTi COUNTRY CLUB TOKYO -アンタイ・カントリー・クラブ・トーキョー-」
「アンタイ・カントリー・クラブ・トーキョー」を手掛けるファウンダーもそうだ。
「アメリカで現地の友人たちとラウンドする機会が増え、すごく自由にゴルフを楽しんでいる彼らを見て、あぁいいなって思ったんですよ。それはファッションだけでなく、カルチャーとしても。
日本のゴルフカルチャーは、若い子が入りづらい感じがいまだにありますよね」
読み方こそ変えているが、ブランド名の頭に“アンチ”を入れたのは、そんな旧態依然のスタイルへのささやかな抵抗だ。
が、何もかも変えてやる!といった破壊的な意味合いはなく、始まりはごく私的な“下心”からだったという。
“ゴルフらしさ”をあえて排したスイングトップ。「僕の中で“ベドウィン”さんは、パンクロックだったり、スカだったり、音楽を感じるブランドだと感じていて。缶バッジや、チェッカー、ワッペンを音楽的なイメージでグラフィックに落とし込みました。尊敬するデザイナーの渡辺真史さんとコラボできるのも、ゴルフがあってこそ」とファウンダー
お決まりの型にはハマらないふたつのブランドが出合った、最新コラボレーション
「『アンタイ』は純粋にコミュニケーションツールとして、仲間に服を作って渡したのが始まりです。英語が得意でない僕の想いを伝えるなら、服が名刺代わりになると思って」
本人は軽い気持ちだったというが、アメリカ最大のゴルフの見本市、PGAショーで現地の人に配ったところ、その反応は想像以上だった。
「驚くくらい、いろんな人たちと出会えて世界が広がっていく。言葉が通じなくても受け入れてもらえる。この経験は大きかったです。
今、僕は世界中にゴルフ仲間がいて、コラボという形で一緒にクリエーションさせてもらえる機会が増えた。
だから、ゴルフをやっているとこんな面白い出会いがあって、素敵な人生になるかもよ、っていうのをこの『アンタイ』を通して、若い世代に伝えられたら、と思っています」
× BEDWIN & THE HEARTBREAKERS
コラボで初めて、襟付きアイテムが登場。街とコース、どちらにも溶け込む鹿子ポロだ。
甲の部分には「LOVE」と「HATE」が左右に大きくプリントされたユーモアあふれる1足。
オリジナルアイテムは今では希少に!
大きな反響を呼んだファーストグラフィックであり、ブランドのアイコンがこちら。
ファウンダーの本業がスタイリストということもあり、ワードローブに溶け込むようなデザインが意識されている。リリースされるタイミングは不定期。
タッグを組んできたブランドはバラエティ豊か!
左から順に「SOUND SHOP balansa」、「BEAMS」、「United Arrows & Sons」
「ゴルフがなかったら実現できていなかった」とファウンダーが語るコラボの数々は「HYPEGOLF代官山」など、セレクトショップでも購入可能。
今後も海外ブランドとのコラボを控え、ますます注目が集まりそうだ。
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商業的な野心よりも、ゴルフから生まれる縁や出会いの素晴らしさを服を通じて伝えたい。そんな純度高き想いにビッグネームも続々と賛同。
“アンタイ”のコラボアイテムは、まさにゴルフとファッションが紡ぐ縁から生まれたひとつの“カタチ”なのだ。
Instagramも要チェック!
海外からも多くのファンがアクセスする!
「ゴルフだけどダサくないぞ、ゴルフってすごいクールだぞ」というメッセージを伝えるべく、ビジュアルづくりをこだわっているという。
オンラインショップは、オリジナルアイテムをリリースするタイミングでのみオープン。
アカウント:@anticountryclubtokyo
■アイテム
ブルゾン 60,800円、ポロシャツ 27,800円、ソックス 2,780円〈すべてBEDWIN×ANTi COUNTRY CLUB/ANTi COUNTRY CLUB(HYPEGOLF 代官山 TEL:03-6416-1618)〉