鉄道模型にもエコを!むしろリアルな質感を追求できるようになってWin-Winじゃん!
エコな観点からの商品開発はいまや特別なことではありません。そんな中、模型ならではのエコを追求した商品が誕生しました!
トミーテックが、鉄道模型の情景建物シリーズ「ジオラマコレクション」の新シリーズとして、「エコラクチャー」シリーズの展開が始まります。これまではプラスチック成型品をメインに作られてきた模型にペーパークラフトを融合した、ハイブリッドな模型ジオラマコレクション。プラスチックが削減できるだけでなく、これまで表現できなかった細かいパーツ類を細部まで再現できるようになりました。
第一弾として、「マイクロドールハウス 農家」(1万6500円)を5月中旬に、車両ケースをジオラマの建物に活用する「ペーパーストラクチャー」(全4種 各2640円)を6月下旬に発売します。
▲「マイクロドールハウス 農家」
「マイクロドールハウス 農家」は、リアルな鉄道模型用建物に、紙で精密に表現された「内装」をプラスした新しい模型です。外観はプラスチックで、頑丈で組み立てやすいというこれまで通りの使い勝手の良さをキープ。一方で部屋の内装や家具は、紙ならではの細やかな作り込みで、これまでできなかった表現を実現しました。
屋根を外して中を覗き込むと、精巧なミニチュアの世界が広がり、模型の新たな可能性を感じます。組み立てた時のサイズは約115×115×65mm。ドールハウスのように、インテリアとして飾っても見応えがありますね。今後はほかの建物シリーズも順次発売する予定です。
「ペーパーストラクチャー」は、これまでゴミになっていた「使用済み商品部材」を、ジオラマ素材に再活用するという意欲的なシリーズ。
▲「雑居ビル・百貨店」
使っていない車両ケースや、使わなくなったパッケージなどに、ペーパークラフトをかぶせて、ビルなどに仕立てるというもの。
ラインナップは、「雑居ビル・百貨店」「ワンルームマンション・ファッションビル」「ビジネスホテル・マンション」「ハイツ・テナントビル」の全4種です。
車両1両が入る「TOMIXクリアケース」を流用すれば、ペーパークラフトの窓が、まるでガラス窓のように見えます。模型ファンなら、自ら工夫して装飾したり、中に電球を仕込んで光らせたり、カスタムするのも楽しいのでは?
エコと楽しさを両立したWin-Winな新シリーズ、これからの展開も楽しみです!
© TOMYTEC
<文/&GP>
【関連記事】
◆細部までこだわった“プラレール リアルクラス”誕生!第1弾は「185系踊り子」と「ロマンスカーNSE」
◆“エアブラシ”でのプラモ塗装、専用ブースがあれば安心して作業できるよね
◆ウルトラセブン「地球防衛軍極東基地第4ゲート」を劇中音&ライトギミック付きでジオラマ化!これは萌える!