東京株式（前引け）＝小反落、大型連休前で朝高後に値を消す
きょう前場の東京株式市場は、朝方は買い優勢で日経平均株価は高く始まったものの、買い一巡後は上値の重い展開となり、前引け時点ではマイナス圏に沈んでいる。大型連休を控え手控えムードが強い。いっぽう、日経平均の下げ幅は小さいものの、値下がり銘柄数は全体の７４％を占めるなど売り圧力の強い地合いだった。売買代金は１兆３０００億円台と比較的高水準をキープしている。
個別では三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが安く、日立製作所<6501.T>、メルカリ<4385.T>なども軟調。ニッカトー<5367.T>、リケンテクノス<4220.T>などが急落した。半面、レーザーテック<6920.T>が朝安後にプラス圏に切り返したほか、イビデン<4062.T>が大幅高となり、アドバンテスト<6857.T>なども上昇した。ＫｅｅＰｅｒ技研<6036.T>、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>なども物色人気。
出所：MINKABU PRESS
