2年連続で宇都宮から世界への扉が開かれます。3人制バスケットボールの世界大会、「FIBA3x3ワールドツアー」が29日、宇都宮市で開幕し世界各国の12チームによる予選が行われました。

 「世界への道はここからはじまります!ファンの熱い視線がコートに注がれます」宇都宮市の中心部、バンバ広場の特設会場で行われたワールドツアーの開幕戦。宇都宮での開幕戦は2022年に続いて2回目で今回は新たにJR宇都宮駅東口の交流拠点施設でもイベントを行うなど3x3のまち宇都宮を世界に発信しようと力を入れています。

 会場には世界の戦いをみようと栃木県内外から多くのファンが訪れました。大会は、開催都市枠として出場する「宇都宮ブレックスドットエグゼ」を含めた世界11ヵ国の12チームが頂点を目指します。予選は、12チームを4グループに分けて行い、宇都宮の初戦はワイルドカードから出場の「YOKOHAMA」。日本チーム同士の対決となりました。

 宇都宮は今シーズン新加入の選手3人を加えた新チームで挑みます。試合は開始早々、宇都宮のテオドール・アテナソフ選手が先制点をいれ、順調な滑り出しをみせます。その後は、宇都宮のリードで試合が進みますが横浜も粘り強く食い下がります。試合の終盤、両チームが2ポイントシュートを交互に決める緊迫感のある展開。残り15秒で1点差に追いつかれたものの、そのまま逃げ切り宇都宮が18対17で初戦を勝利で飾りました。

 30日は、上位8チームによる決勝トーナメントが行われます。